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資料管理ID syu05980810506
タイトル ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)は、農場の多様性強化のため、移動式と畜の拡大を支援すると発表
資料日付 2023年1月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)は1月5日、農場の多様性を強化するため、移動式と畜の拡大に資金援助すると発表した。
 新しいアプローチは、独自性を打ち出すセールスポイントとなり、経済的機会を向上させることが可能になる。
 農場の多様性と農村地区における価値創造を強化するため、BMELはドイツで移動式と畜を拡大する方向である。イノベーション助成プログラム(※訳注1)の枠内で、特に新たな手法やアプローチの開発に向けたプロジェクト(※訳注2)に資金援助を行う。企業のみならず、大学や大学以外の研究開発機関も申請することが可能である。
 BMELの政務次官であるOphelia Nick博士は、「我々は農場の多様性を強化したいと考えている。移動式と畜による食肉には、農村地区における価値創造を高める可能性がある。動物に優しい移動式と畜に向けた近代的で実用的な方法を農場で普及させたい。特に地方の新興企業からの新たな刺激に期待している」と述べている。
 イノベーションへの資金援助により、農場や地方の小規模なと畜場に対して、半移動式と畜と完全移動式と畜を通じて経済的刺激を生み出すことを意図している。
 ドイツでは何年も前から、特に小規模な地方のと畜場の数が減少している。と畜産業の都市部への集中により、多くの農場では近隣でと畜場を見つけることが困難になっている。特に小規模農場にとって、市場においてすでに厳しい立ち位置にあることに加えて、経済的課題に直面させることになる。
 移動式と畜は、動物に与える積載や移動のストレスを軽減し、農場の労働環境も変化させる。新たな資金援助により、例えば動物福祉向上のための手法、従来のと畜方法と比較した製品・食肉の品質に関する調査研究、半移動式あるいは完全移動式と畜装置の新規開発及びより良いマーケティング機会の開発などが支援される。
 動物福祉をより重視した条件の下で生産された食品に対する消費者の関心が高まっており、これを背景に、出生農場や放牧地でのと畜に対する関心も高まっている。慣れ親しんだ環境である点や生きた動物のと畜場までの移動が不要となることにより、極めて動物福祉を重視した方法によると畜が可能になる。その場合、オンサイトのと畜が肉質にどのような影響を与えるかという問題も生じる。
 小規模と畜場、あるいは、従来飼育・有機飼育のどちらを採用している直接販売業者にとっても、出生農場におけると畜は独自性を打ち出すセールスポイントとなり、経済的機会を向上させる。特に農村地区やアルプス地方では、地域の価値創造を拡大し、その収益力を強化するために移動式と畜の確立が重要となる。
 2021年に施行された農場・放牧地のと畜に関する欧州連合(EU)食品法規則(※訳注3)に基づき、新たな資金援助が実施される。食肉業のみならず、今まで認可を受けてこなかった農業事業者でも、出生農場で動物をと畜することが可能となった、所轄官庁の承認を得ると、移動式装置を使用したと畜作業において、一度に牛3頭、豚6頭、単蹄動物3頭までと畜が可能になる。
 (※訳注1)
2021年6月に公表されたBMELによるプログラムで、栄養、農業、消費者健康保護の分野において資金援助を行う。
https://www.bmel.de/SharedDocs/Downloads/DE/_Ministerium/Forschung/innovationsfoerderung.html
 (※訳注2)
移動式と畜による家畜のストレス軽減策、食肉品質測定用モバイル開発、マネジメントシステム開発、と畜用ユニットの開発、作業工程の改善・最適化、食肉の販売戦略の開発、個々の関係者のためのネットワーク化の促進など。
https://www.bundesanzeiger.de/pub/publication/CJNWoJnZgR8dJNdwpxl/content/CJNWoJnZgR8dJNdwpxl/Banz%20AT%2021.12.2022%20B2.pdf
 (※訳注3)
2021年8月に、欧州全域において移動式と畜装置を使用した牛、豚、種馬の出生農場でのと畜を規制する欧州委員会(EU)規制が改正された((EC)No853/2004の付属書ⅢセクションVia)。
https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:02004R0853-20211028&qid=1652410695654&from=EN
 連邦官報に掲載された発表の詳細については下記のURLから入手可能。
https://www.bundesanzeiger.de/pub/publication/CJNWoJnZgR8dJNdwpxl/content/CJNWoJnZgR8dJNdwpxl/Banz%20AT%2021.12.2022%20B2.pdf
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)
情報源(報道) ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)
URL https://www.bmel.de/SharedDocs/Pressemitteilungen/DE/2023/001-mobile-schlachtung.html

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