食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05980700149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Anethum graveolens L.(ディル)の果実由来のチンキ(ディルチンキ)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年1月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月12日、全動物種に使用する飼料添加物(Anethum graveolens L.(ディル)の果実由来のチンキ(ディルチンキ)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2022年11月22日採択、PDF版16ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2023.7691)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請により、EFSAはディルの果実由来のチンキ(ディルチンキ)を全動物種の飼料及び飲用水の官能添加物(sensory additive)として使用する場合の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 当該製品は■■■■■(※訳注:原文黒塗り)溶液であり、乾物含量は約0.9%である。当該製品には、0.0247%のポリフェノール(そのうち0.0137%はフラボノイド)及び0.003%のカルボンを含んでいた。エストラゴールは、調査した5つのバッチにおいて、検出限界と定量限界の間の濃度で存在した。EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関するパネル(FEEDAPパネル)は、提案された最大使用量である馬の200 mg/kg完全飼料及びその他の全動物種の50 mg/kg完全飼料においてディルチンキは安全であると結論している。同パネルは、当該添加物の1日の総摂取量が飼料を通じて摂取した場合に安全と考えられる 1 日量を超えなければ、飲用水への使用は安全であると考えた。提案されている飼料への最大使用量までディルチンキを使用しても、消費者に安全性の懸念を提起しない。ディルチンキを動物用飼料に香料として使用することは、環境に対するリスクにはならないと考えられる。ディルの果実及びその製剤は、食品に風味付けすると認識されており、飼料における機能は食品における場合と実質的に同じであることから、当該チンキの有効性に関する実証は不要であると判断される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7691
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