食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05980590398
タイトル フランス農業・食料主権省、「新ゲノム技術(NGT)と品種の評価」と題するCTPS(栽培植物の育種に関する常任技術委員会)の報告書を公表
資料日付 2022年12月8日
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概要(記事)  フランス農業・食料主権省は12月8日、「新ゲノム技術(NGT)と品種の評価」と題するCTPS(栽培植物の育種に関する常任技術委員会)の報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会(EC)は2021年に特定の新ゲノム技術(NGT)由来の植物に関するイニシアティブを発表した。その目的は、健康と環境を高いレベルで保護しながら、認可及びリスク評価の方法、並びにトレーサビリティ及び表示の要件を適合させることにある。
 この状況下で、農業省は2021年11月、CTPS(栽培植物の育種に関する常任技術委員会)の科学委員会に、科学技術文献に基づいて、新育種技術(New Breeding Techniques: NBT)が品種の評価とその市場投入に及ぼす影響を明らかにするよう要請した。この要請は、2016年にCTPSが実施した第一回目の調査に続くものである。
 当該要請に対する報告書は、2022年11月に提出された。報告書は特に、ゲノム編集技術の使用は、品種カタログに登録するための品種の評価の主要原則に疑義を呈するものではないと結論している。しかしながら、品種の評価プロセスの変更を必要としないと推測される従来育種によって得られる特性に類似する、あるいは、近い特性と、適用される登録規則の適合を必要とすると推測される混乱を生じさせる新しい特性を区別する必要があるだろう。
 本報告書は、特に検出に関連する限界から、NBT由来の品種と非NBT由来の品種が市場で共存することの難しさを強調している。また、社会的受容性が考慮される必要があり、編集によって様々な利害関係者が広く利益を共有できる形質についての熟考につながらなければならないと結論している。また、本報告書は、NBTの進歩や編集された形質に関する特許の進展が、知的財産権に関連する問題の増加につながることを強調している。
 当該報告書(119ページ、フランス語)は以下のURLから入手可能。
https://agriculture.gouv.fr/telecharger/133766
 エグゼクティブサマリー(4ページ、フランス語)は以下のURLから入手可能。
https://agriculture.gouv.fr/telecharger/133769
 エグゼクティブサマリー(4ページ、英語)は以下のURLから入手可能。
https://agriculture.gouv.fr/telecharger/133832
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス農業・食料省
情報源(報道) フランス農業・食料省
URL https://agriculture.gouv.fr/nouvelles-techniques-genomiques-et-evaluation-des-varietes-rapport-du-ctps
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