食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05980160149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、にんにく、たまねぎ及びエシャロット中のプロチオコナゾールに対する現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2023年1月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月9日、にんにく、たまねぎ及びエシャロット中のプロチオコナゾール(prothioconazole)に対する現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書(2022年11月28日承認、48ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2023.7717)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条の規定に従い、Bayer 社のCrop-Science Divisionはオランダの管理当局に対し、にんにく、たまねぎ及びエシャロット中の当該有効成分に対する現行のMRLを改正するよう申請書を提出した。当該申請を裏付ける提出データは、対象作物に関するMRL案を導出するのに十分であった。バリデーションがとれた0.02 mg/kgの定量限界(LOQ)で、検討対象の作物中の当該有効成分の残留物を管理するのに適切な分析法が利用可能である。
 リスク評価の結果に基づき、EFSAは、報告された農業生産工程管理に従った当該有効成分の使用の結果生じる残留物の短期的及び長期的摂取が消費者の健康にリスクを及ぼすことは考えにくいと結論した。当該有効成分の意図する使用から生じるトリアゾール誘導体代謝物に対するばく露評価は、消費者の摂取に関する懸念を示さなかった。
 EFSAによるMRL改正案は以下のとおり。
品名      現行MRL mg/kg      MRL改正案 mg/kg
にんにく     0.01              0.02
たまねぎ     0.05             0.02 
エシャロット    0.05              0.02
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7717
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