食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05970490149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、欧州委員会委任規則(EU)2018/772に基づいて2022年に提出された多包条虫(Echinococcus multilocularis)のサーベイランス報告の年次評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年12月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月22日、欧州委員会委任規則(EU)2018/772に基づいて2022年に提出された多包条虫(Echinococcus multilocularis)のサーベイランス報告の年次評価に関する科学的意見書(55ページ、2022年11月23日採択、doi: 10.2903/j.efsa.2022.7686)を公表した。概要は以下のとおり。
 本報告書は、EFSAが毎年欧州委員会(EC)に提出するE. multilocularisのサーベイランスに関する科学的報告書の一部であり、フィンランド、アイルランド、英国(北アイルランド)及びノルウェーにおいて、それぞれの国のサーベイランスプログラムで用いたサンプリング戦略、データ収集及び検出方法について評価を行うことを意図したものである。
 これら4か国のサーベイランスプログラムは、各国が提出した情報の確認及び委員会委任規則(EU)2018/772(犬のE. multilocularis感染管理のための予防的衛生措置に関し、欧州議会及び理事会規則(EU) No 576/2013を補足し、委任規則(EU) No 1152/2011を廃止する規則)に規定する技術的要件を満たしていたかどうかの検証により評価された。提出された情報は評価のために4つの異なるカテゴリー(検出方法の種類と感度、対象集団の選択、サンプリング戦略及び方法論)に分類された。それぞれのカテゴリーについて、法的な技術的要件を達成するために考慮する必要がある主要な側面について、複数の基準の適合性と照らし合わせ確認された。
 このサーベイランスに参加する3か国(フィンランド、アイルランド及びノルウェー(本土))は、これら4つの異なるカテゴリーに関し、委員会委任規則(EU)2018/772で定められた技術的な法的要件を満たしていた。英国(北アイルランド)は、診断検査感度値(diagnostic test sensitivity value)が0.99であると仮定した場合でのみ(ナショナルリファレンスラボによって提供された値で、EFSAにより示唆された0.78という控え目な感度値よりも高い)、これらの要件を満たしていた。
 これら4か国において、12か月間の報告期間中に陽性検体が記録された国はなかった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2022.7686
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