食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05970470470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、A型肝炎に関する2021年疫学報告書を公表
資料日付 2022年12月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は12月20日、A型肝炎に関する2021年疫学報告書(9ページ)を公表した。主な内容は以下のとおり。
1. 2021年、欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)の30か国で3
,864例のA型肝炎症例が報告された。
2. EU/EEAの届出率は人口10万人対0.9症例であった。EU/EEAの21か国は届出率が人口10万人対1症例を下回った。届出率が高かった国は、ブルガリア(人口10万人対10.5例)、リヒテンシュタイン(同5.1例)及びルーマニア(同4.5例)であった。
3. 2021年は、2007年にEUレベルでのA型肝炎サーベイランスが開始されて以降、報告症例数及びEU/EEA届出率ともに最も低かった。これは、COVID-19パンデミックによる、顕著な海外渡航の減少、飲食店の休業や集会及び社会的交流の減少といった医薬品を用いない介入が、報告症例数に影響を及ぼしたことが原因である可能性が非常に高い。
4. 過去数年と同様、5歳から14歳までの小児が症例の大きな割合(31%)を占め、届出率(人口10万人対2.8例)も最も高かった。
5. 2021年は、6つの複数国にわたるA型肝炎クラスターがEpiPulse(訳注:感染症に関する欧州サーベイランスポータル)へ報告された。3つのクラスターはA型肝炎ウイルス遺伝子型亜型IAによるもので、生鮮及び/又は冷凍ベリー類の喫食に関連した可能性があった。それ以外のクラスターの感染源は特定されなかった。
 当該報告書は以下のURLから入手可能。
https://www.ecdc.europa.eu/sites/default/files/documents/HEPA_AER_2021.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/hepatitis-annual-epidemiological-report-2021
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