食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05970430314 |
| タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、フォンデュやラクレット調理で大切になる情報について注意喚起 |
| 資料日付 | 2022年12月23日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は12月21日、フォンデュやラクレット調理で大切になる情報について注意喚起を行った。概要は以下のとおり。 カンピロバクター属菌による食品由来の感染症は、調理場の衛生管理で防ぐことができる。 生肉、生鮮野菜や各種のソースを同時に調理するミートフォンデュやラクレット料理は、寒い季節に人気である。しかし、生肉に存在する病原体は、生肉を同じ皿に乗せる、或いは同じカトラリーで触れることで、調理済みの食材に移る可能性がある。食卓や調理場で動物由来の生の食品を扱って準備する際には、調理場の衛生状態に十分留意しなければならない。 BfRは、カンピロバクター属菌やその他の食品中の細菌による食品由来感染症から身を守るためのリーフレットを公表し、消費者に注意を呼び掛けている。「カンピロバクター感染症は、生肉(特に鶏肉)とその後加熱せず摂取される食品とを常に分けることで防ぐことが出来る。」と、BfR所長のアンドレア・ヘンゼル博士は述べている。また、生肉に触れた後と食事の他の準備をする前の手洗い、調理器具の洗浄の必要性も訴えている。カンピロバクター属菌の感染はドイツ及びEUで最も頻繁に報告されている食品由来細菌性疾患である。ドイツでは、2021年に合計47 ,912件が記録された。特に、幼児や若年成人の感染が多い。その結果、下痢性疾患、特殊なケースでは、重い神経疾患(ギラン・バレー症候群など)や関節炎を引き起こすこともある。 欧州当局も、2021年の人獣共通感染症の報告書などで、ヒトのカンピロバクター感染症の発生率に特に注目している。カンピロバクター感染症は長年ドイツ及び欧州連合(EU)で最も頻繁に報告されている食品由来細菌性疾患である。2021年に報告された患者数は2020年と比べ若干増加しているが、パンデミック時の他の感染症の報告と同様、2017~2019年の数値を下回っている。カンピロバクター属菌による感染症は季節的な変化を示し、夏季に多く発生する。さらに、毎年、年の始めに短期的に増加する。ロバート・コッホ研究所(RKI)の研究において、クリスマスや大晦日の後にカンピロバクター腸炎を発症することと、これらの祝日におけるミートフォンデュ又はラクレットの食事、特に鶏料理の提供との関連性が示されている。 カンピロバクター属菌は、世界中の家畜やその体内、環境で検出され、しばしば搾乳時やと殺時に食品に付着する。カンピロバクター属菌に汚染された食品の摂取を防ぐには、調理場での細菌の拡散(交差汚染)防止に注意を払う必要がある。 カンピロバクター属菌は食品の腐敗の原因とならないため、食品の見た目や匂いではその存在がわからない。他の食中毒病原体と同様、煮沸、油で揚げる又は低温殺菌等の加熱により、カンピロバクター属菌は死滅させることが出来る。食品の中心部分が2分間以上70℃に達していることが必要条件となる。一方、食品の冷凍はカンピロバクター属菌を完全に死滅させることは出来ないが、その数を減らすことは出来る。 BfRによるリーフレット「カンピロバクター属菌やその他の食品中の細菌による食品由来感染から身を守る」は以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cm/350/verbrauchertipps-schutz-vor-lebensmittelbedingten-infektionen-mit-campylobacter.pdf 欧州食品安全機関(EFSA)及び欧州疾病予防管理センター(ECDC)による人獣共通感染症に関する報告書は以下のURLから入手可能。 https://www.ecdc.europa.eu/sites/default/files/documents/EFS2_7666_Rev3.pdf RKIによるクリスマス及び大晦日後のカンピロバクター腸炎に関する報告は以下のURLから入手可能。 https://www.rki.de/DE/Content/InfAZ/C/Campylobacter/Presseinfo_2021_11_26.html |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ドイツ |
| 情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| 情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| URL | https://www.bfr.bund.de/de/presseinformation/2022/48/genuss_ohne_reue__was_bei_der_zubereitung_von_fondue_und_raclette_wichtig_ist-309400.html |
利用上の注意事項
本データベースに掲載された情報の利用の際は、以下1、2をご理解ください。ご利用に当たって、以下3に同意したものとみなします。1 情報の収集・要約・翻訳について
(1) 掲載情報は、食品安全に関係する国際機関や国内外の政府機関等の公式ウェブサイト等から収集しています。ただし、すべての国や関係機関を網羅し、また各機関が公表しているすべての情報を収集しているわけではありません。(2) 掲載情報は、発信元の機関から提供されている情報の趣旨を出来る限り改変しないよう翻訳・要約しています。
(3) 掲載情報の翻訳には、細心の注意を払っているが、誤訳や間違いを含む可能性があります。掲載情報と情報発信元の文章に相違がある場合は、情報発信元の文章が常に優先されます。
(4) 掲載情報は、情報収集時点のものであり、その後の新たな知見等により更新されている可能性があります。情報元のURLや記事内のリンクについては、リンク切れとなっている場合があります。
(5) 食品安全委員会が行った翻訳及び要約内容について、情報発信元の機関に確認は行っておりません。
2 掲載情報と食品安全委員会の立場について
(1) 食品安全委員会は、国際機関、海外の政府機関や研究機関の情報をありのままにわかりやすく提供することがリスクコミュニケーションに資するものと位置付け、発足以来、本データベースを運用しています。(2) 本データベースは、海外の評価機関、研究機関の公表情報を翻訳・要約・集約したものであり、食品安全委員会としては、掲載情報の内容を検証しておらず、具体的には、その正誤及び真偽を一切確認していません。また、科学的な観点からの正確性を保証するものではありません。
(3) 本来は、収集された情報に対し食品安全委員会としての見解を付与しデータベースに掲載することが最善ではありますが、日々収集される情報1つ1つの内容を確認・検証し、食品安全委員会としての見解をまとめることは不可能であることから、やむを得ず情報発信元の情報をそのまま掲載しております。
(4) このため、掲載されている情報に記載されている意見・見解・主張は、情報発信機関又はその情報内で取り上げられている機関等によるものであり、食品安全委員会の考え方と異なる場合があります。
3 利用者の責務
(1) 情報の利用に当たっては、必ず利用者自らが情報発信元の公式サイト等で最新の情報を確認し、利用者自身の責任で行うこと。専門的又は法的な判断が必要な場合には専門家に相談するなどにより最新の正確な情報を入手すること。(2) 2(2)~(4)のとおり、掲載されている情報は、
① 食品安全委員会として内容の正誤及び真偽を一切確認しておらず、
② 食品安全委員会の考え方とは異なる場合があることから、これを食品安全委員会の発信する情報として引用・転用することはせず、情報発信元の情報を直接、当該情報発信者のルールに基づき引用・転用すること。
(3) 情報発信元の情報に誤り等があることや、掲載情報の利用によって生じたいかなる損害や不利益についても、食品安全委員会は一切の責任を負わないこと。
