食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05960620314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、「Bovine Meat and Milk Factors: BMMF」に関する新しい知見をマックス・ルブナー研究所(MRI)との共同声明として公表
資料日付 2022年11月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は11月30日、「Bovine Meat and Milk Factors: BMMF」に関する新しい知見をマックス・ルブナー研究所(MRI)との共同声明(No. 036/2022、doi: 10.17590/20221130-121559)として公表した。概要は以下のとおり。
 ドイツがん研究センター(DKFZ)は2019年2月、「BMMF(Bovine Meat and Milk Factors)」と称される新しい感染性病原体に関する知見を公表した。これは欧州産の牛の肉や乳製品に含まれるとされる。乳幼児期の早期に食品経由で摂取されるこの病原体は腸や乳房組織の炎症を引き起こし、さらにその周辺の組織でがんの発生を促進する。最初の「感染」から10年が経過した後にがんが発生する。DKFZは大腸がん及び乳がんの新しい症例の地理的分布により欧州産の牛の乳と肉製品の消費との関連を予測し、乳児にはあまり早期に牛乳を与えるべきではないとの結論を出した。
 その観点についてBfRとMRIは、BMMFによる健康リスクの評価は、その当時の不十分なデータでは不可能であるという結論に達したとの共同声明を出した。それ以降様々な研究グループがBMMFに取り組み、BfRとMRIもこの問題の再評価を実施した。
 BMMFが新種の病原体であるという仮説は、今回及び以前の調査結果からは裏付けられない。これらの結果で示されているのは、既知のものや一部公表されているDNA配列の変種である。BMMFが人や他の生物の健康にリスクを及ぼすことを裏付ける知見は今までない。さらにBMMFが欧州産のウシ(Bos taurus)の乳や肉製品のみならず動物由来あるいは植物由来の数多くの他の食品にも見られることが最近の様々な研究で示されている。
 このように現在の知見は、欧州産の牛とその牛由来の食品にのみ見られる「新しい病原体」だとするDKFZの仮説と矛盾している。大腸がん及び乳がんの新しい症例の地理的分布は、特定の食品の消費とヒトにおけるいくつかの種類のがんの発生との潜在的、間接的な関連性を指摘し得るものの、因果関係を示してはいない。
 現在入手可能な研究結果や文献に基づき、BfRとMRIは、肉と牛乳には特有の微量栄養素が含まれることから乳幼児の補完食成分として利用できると引き続き推奨している。生後1年間に特定の食品を避けることはアレルギー予防の観点からも推奨されない。
 総括として現在利用可能なデータ全体を勘案すると、肉や乳製品またはその他の食品に含まれているBMMFやBMMF-DNAによる健康への影響はどの年代の消費者においても想定されない。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL https://www.bfr.bund.de/cm/343/neue-erkenntnisse-zu-bovine-meat-and-milk-factors-bmmf.pdf

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