食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05960450294
タイトル 世界保健機関(WHO)、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2022/10/6~2022/11/11)を公表(鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルス)
資料日付 2022年11月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は12月、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2022/10/6~2022/11/11)を公表した(6ページ)。鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルスに関する概要は以下のとおり。
 2022年10月5日の前回のリスク評価以降、インフルエンザA(H9N2)ウイルス感染によるヒト症例1例が中国から報告された。
 10月14日、中国は甘粛省の3歳男児のA(H9N2)ウイルス感染による検査確定ヒト症例1例をWHOへ通知した。患者は2022年9月20日に軽度の症状を発症し、定常的なインフルエンザ様疾患(ILI)監視を通して検出され、入院せず回復した。報告時点では、患者のばく露歴は不明である。家族の間で更なる症例は報告されていない。環境検体はインフルエンザ陰性と判定された。前回の鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルス感染によるヒト症例は中国から2022年6月に報告された。
 鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルスは、アジアの家きんで風土病化しており、アフリカの家きんでの報告が増加している。
 リスク評価
(1)鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルス感染の更なるヒト症例が発生する可能性
 ヒト症例のほとんどは、感染した家きん又は汚染された環境へのばく露の後に発生している。報告されたヒトの感染では、軽度の臨床疾患となる傾向がある。当該ウイルスは家きん集団において検出され続けているため、更なるヒトの症例が予想される。
(2)鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルスがヒトからヒトへ伝播する可能性
 症例のクラスターは報告されていない。現在の疫学的及びウイルス学的エビデンスでは、世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)により評価されたA(H9N2)ウイルスはヒト間での持続的な伝播能力を獲得していないと示唆されているので、その可能性は低い。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL https://www.who.int/publications/m/item/influenza-at-the-human-animal-interface-summary-and-assessment-11-nov-2022
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