食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05960370106
タイトル 米国食品安全検査局(FSIS)、薬剤耐性データの共有について公表
資料日付 2022年11月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品安全検査局(FSIS)は11月18日、薬剤耐性データの共有について公表した。概要は以下のとおり。
 全米薬剤耐性監視システム(NARMS)は、米国農務省食品安全検査局(USDA-FSIS)が州及び地方の公衆衛生部局、米国疾病管理予防センター(CDC)並びに米国食品医薬品庁(FDA)と提携している全国的な公衆衛生監視システムであり、患者(CDC)、小売肉(FDA)、及び食用動物(FSIS)に見られる対象食品媒介細菌の抗菌性物質感受性の変化を追跡している。FSISでの食用動物の検体採取は、食品及び腸(盲腸)内容物の検査に焦点を当てている。NARMSは毎年調査結果を公開しているが、要約された情報の複雑さと省庁間のレビューに時間が必要であるために、公開には2~3年の遅れが生じる傾向がある。最新の報告書は、2022年4月に公表された2019年総合報告書概要である。
 総合報告書公開の遅れを埋め合わせるために、NARMS関係機関は継続的なAMRデータ共有プロセスを実装した。最新のAMR情報は、各機関のWebサイトで公開されている。FSISは四半期毎に、AMR情報を「薬剤耐性に関する四半期毎の検体採取報告」のページ及び「検査所検体採取データ」のページに投稿する。ここで公開されるデータには、FSIS規制対象製品と盲腸(腸内容物)検体の両方のAMR調査結果の集計と、FSIS規制対象製品検体の分離株レベルのAMRの調査結果が含まれる。
 この全国的な監視は、NARMSの公衆衛生関係機関が薬剤耐性の新しい種類及び様式、並びに時間の経過に伴う変化を特定するのに役立ち、耐性の広がりを制限するように設計された介入の影響を理解するのに役立つ。FSIS及びCDCは、食中毒及び集団感染を調査するために、NARMSの情報をケースバイケースで利用している。FDAは、新規動物用抗菌薬の規制審査及び承認、並びに動物における抗菌性物質の賢明な使用に関する政策の策定及び更新に、NARMSデータを定期的に利用している。NARMSの調査結果は、連続したFarm-to-Fork(農場から食卓まで)に沿った様々なポイントでの微生物の薬剤耐性の性質及び大きさを、公衆衛生関係機関が継続的に評価するのに役立つ。
 詳細情報は、以下のURLから入手可能。
・「薬剤耐性に関する四半期毎の検体採取報告」のページ
https://www.fsis.usda.gov/science-data/data-sets-visualizations/microbiology/microbiological-testing-program-rte-meat-and-9
・「検査所検体採取データ」のページ
https://www.fsis.usda.gov/science-data/data-sets-visualizations/laboratory-sampling-data
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品安全検査局(FSIS)
情報源(報道) 米国食品安全検査局(FSIS)
URL https://www.fsis.usda.gov/news-events/news-press-releases/fsis-antimicrobial-resistance-data-sharing
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