食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05951000149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、家きん類、肥育用豚及びマイナー種の豚に使用する飼料添加物(Komagataella phaffii CECT 13171株により生産される3-フィターゼ(FSF10000/FLF1000)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年11月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月9日、家きん類、肥育用豚及びマイナー種の豚に使用する飼料添加物(Komagataella phaffii CECT 13171株により生産される3-フィターゼ(FSF10000/FLF1000)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2022年9月27日採択、PDF版12ページ、doi:10.2903/j.efsa.2022.7614)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請を受け、EFSAはKomagataella phaffii CECT 13171株により生産される3-フィターゼ(FSF10000/FLF1000)の安全性及び有効性について、家きん類、肥育用豚及びマイナー種の豚の畜産添加物(zootechnical additive)として科学的意見書の提供を依頼された。
 産生株(CECT 13171株)は遺伝子組換えで、EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)により以前に評価された株(※訳注:CECT 13094株)から開発されたものである。K. phaffii CECT 13171株に存在する遺伝子組換えは安全性の懸念を生じさせず、当該添加物の最終製剤(FSF10000/FLF1000)から組換えDNAは検出されなかった。しかし、産生菌株の同一性については結論が出ず、最終製剤中に産生菌株の生細胞が存在する可能性については不確実性が残された。これらの不確実性のため、FEEDAPパネルは、産生菌株に関する添加物の安全性について結論を出すことができなかった。FEEDAPパネルは、当該添加物中に存在する3-フィターゼは 1
,000 FTU/kg飼料で対象動物種に対して安全であり、環境に対する安全性の懸念はないと結論した。しかし、産生株の同定に関する不確実性や最終製剤中の生細胞の存在の可能性を考慮し、同パネルは、対象動物種、消費者、使用者及び環境に対する当該添加物の安全性について結論を出すことができなかった。FEEDAPパネルは、肥育用又は産卵用/繁殖用に養育される家きん類、肥育用豚及びマイナー種の豚には500 FTU/kg飼料で、産卵用鶏には1
,000 FTU/kg飼料で当該添加物が有効であると結論した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7614
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