食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05950990149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、家きん及び豚に使用する飼料添加物(Trichoderma reesei CBS 143953株により生産されるエンド-1 ,4-β-キシラナーゼ及びT. reesei CBS 143945株により生産されるエンド-1 ,3(4)-β-グルカナーゼ(Axtra(登録商標)XB 201 TPT/L)からなる)の認可更新の評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年11月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月9日、家きん及び豚に使用する飼料添加物(Trichoderma reesei CBS 143953株により生産されるエンド-1
,4-β-キシラナーゼ及びT. reesei CBS 143945株により生産されるエンド-1
,3(4)-β-グルカナーゼ(Axtra(登録商標)XB 201 TPT/L)からなる)の認可更新の評価に関する科学的意見書(2022年9月27日採択、PDF版12ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2022.7615)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請を受け、EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、家きん及び豚に畜産添加物(消化率向上剤、digestibility enhancers)として使用するT Trichoderma reesei CBS 143953株により生産されるエンド-1
,4-β-キシラナーゼ及びT. reesei CBS 143945株により生産されるエンド-1
,3(4)-β-グルカナーゼ(Axtra(登録商標)XB 201 TPT/L)の認可更新の評価に関する科学的意見書の提出を依頼された。
 エンド-1
,4-β-キシラナーゼはT. reeseiの遺伝子組換え株、エンド-1
,3(4)-β-グルカナーゼはT. reeseiの非遺伝子組換え株により、それぞれ生産されている。また、申請者は肥育用七面鳥の最低推奨用量の引き下げと、他の動物種/カテゴリーへの使用拡大も要請した。同パネルは、当該添加物は現行の認可条件に適合していると結論した。当該添加物の安全性に関して、これまでの結論を再考するような新しいエビデンスはなかった。これらの結論は、使用要請があった新しい対象動物種/カテゴリーである哺乳子豚にも適用される。家きん類(七面鳥を除く)、離乳子豚、肥育用豚、母豚、マイナー種の豚については認可条件の変更は求められず、これらの動物種/カテゴリーに対する当該添加物の有効性に関する評価は必要ない。同パネルは、当該添加剤は肥育/繁殖用七面鳥及び哺乳子豚(固形飼料投与期間)には、キシラナーゼ 610 U(※訳注1)/kg 及びグルカナーゼ 76 U(※訳注2)/kgの意図した量で有効である可能性があると結論した。しかし、同パネルは、この結論を裏付ける試験で使用された実際の有効量は、意図した量より約50%高いことに留意した。
(※訳注1) 1Uは、小麦アラビノキシランをpH4.2、50℃で1分間に0.48μmolの還元糖(キシロース当量)を遊離させる酵素量である。
(※訳注2) 1Uは、pH5.0、50℃で大麦グルカンから1分間に2.4μmolの還元糖(グルコース当量)を遊離させる酵素量である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7615
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