食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05950610377
タイトル 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)、健康への効果的な投資方法に関する専門家パネル(EXPH)による意見書「保健システムにおける薬剤耐性管理」を公表
資料日付 2022年11月17日
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概要(記事)  欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)は11月17日、健康への効果的な投資方法に関する専門家パネル(EXPH)による意見書「保健システムにおける薬剤耐性管理」を公表した。概要は以下のとおり。
(以下、「要約」から抜粋)
 本意見書では最初に、世界及び欧州におけるAMRの影響について検討している。また、AMRの拡大に寄与している要因の広範な分析を行い、それにより、ヒト、動物及び環境の役割(ワンヘルスの概念)を強調している。さらに、処方者や患者の特性、医療制度及び広範な臨床文化から成るAMRの複数の決定要因を考慮し、ヒトの健康においてAMRに対しどのように取り組むことができるかについて包括的な概念モデルを提示している。ヒトの健康におけるAMRと戦うための実用的な戦略は、感染者数の減少、抗菌性物質の使用量の減少、(迅速)診断検査及び抗生物質の開発といった成果を達成する必要がある。本意見書では有望な可能性を有する技術革新及び新興技術について述べている。
 第二部では、2015年の世界保健機関(WHO)世界行動計画(GAP)を起点に、現在のAMR政策を分析している。GAPは、2017年のEUワンヘルスAMR行動計画(3本の柱と15の目標)の基礎となる5つの重要な提言で構成されている。ほとんどの欧州連合(EU)諸国は国家行動計画(NAP)をもっているが、予算やキャパシティーの不足を原因として、完全な実施を行っている国はあまりに少ない。EC及び欧州疾病予防管理センター(ECDC)のAMR「ワンヘルス」国別訪問では、失敗の原因及びNAPの実施方法に関する知識を加盟国が共有できるよう、専門家の助言及び国別の提言を含む報告書を提供している。WHO及びEUは、有効性に関するエビデンスを照合し、加盟国にNAPの実施に関するガイダンスを提供するために、いくつかのイニシアチブを展開している。それでも依然として、多くの課題が残されている。本意見書はEU及び加盟国に対する、AMRに取り組むにあたっての五つの提言を策定し結論としている。
 当該意見書(PDF版、79ページ)は以下のURLから閲覧可能。
https://health.ec.europa.eu/document/download/39507241-8de3-4a83-a6cb-aa3c3fdbeb3b_en?filename=030_amr_en.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)
情報源(報道) 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)
URL https://health.ec.europa.eu/latest-updates/opinion-managing-antimicrobial-resistance-across-health-system-2022-11-17_en
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