食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05950050108
タイトル 米国環境保護庁(EPA)、PFASから地域社会を保護する上での重要な進捗について公表
資料日付 2022年11月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国環境保護庁(EPA)は11月17日、パーフルオロ及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)から地域社会を保護する上での重要な進捗について公表した。概要は以下のとおり。
 EPAは、「EPAのPFAS戦略ロードマップの下での1年間の進捗」を公表した。EPAは、公衆衛生を守り、環境を保護し、汚染者に責任を負わせるために、科学を進歩させ、法律に従って、機関全体で取り組みを行っている。
 2021年10月にロードマップが公表されて以降、EPAは以下を行った。
1. 2種類のPFASを包括的環境対処補償責任法(CERCLA)の有害物質として指定することを提案した。最終決定された場合、これはPFASの放出に関する透明性を高め、汚染者に汚染の浄化の責任を負わせるための重要なステップとなる。
2. 飲料水の健康勧告を公表した。公衆衛生を保護し、新しい科学が利用可能になったときに地域社会と公衆衛生当局に情報を提供するというEPAの使命に従って行動するため、EPAは4種類のPFASについて飲料水健康勧告を発行した。
3. PFASに関するデータを強化するための基礎を築いた。これには、EPAの「国家PFAS検査戦略」の下で企業にPFAS検査を実施することを要求する命令と、2023年から始まる飲料水中の29種類のPFASの全国的な検体採取が含まれる。
4. 超党派インフラ法の下で新たな汚染物質に対処するために、100億ドルの資金の分配を開始した。EPAは、特に小規模又は不利な立場に置かれた地域において、水中のPFAS及びその他の新たな汚染物質を浄化するための転機をもたらす投資を行っている。
5. PFASの科学的理解を広げた。EPAは、EPAの研究者による30件以上の科学文献を発行し、EPAのPFAS熱処理データベースを公表した。
6. EPAの省庁横断的なPFASの取り組みに関し、最新の科学的知見を分かりやすく説明した。これには、EPAの汚染地域浄化表の更新、新しいPFAS検出手法の開発及び毒性評価の実施、水生生物を保護するための国家推奨水質基準の草案の発行が含まれる。
7. 一般国民との関わりを継続的に行った。EPAのPFAS作業は、公開ウェビナー、ステークホルダー会議、議会証言、及びEPAの連邦諮問委員会との関わりによって情報提供された。
 当該報告書は、EPAの進捗状況についての国民への情報提供を継続することにより、透明性及び説明責任を持ってPFASに対処するというEPAの誓約を示している。当該進捗報告書は、PFOA及びPFOSの国家飲料水基準の提案、CERCLA有害物質指定の規制手続きの前進、PFASに関するデータの可用性の改善、並びに上流のPFAS排出の更なる規制等の、来年実施を計画している措置についても概説する。
 当該報告書全文(2022年11月、PDF版12ページ)は、以下のURLから入手可能。
https://www.epa.gov/system/files/documents/2022-11/PFAS%20Roadmap%20Progress%20Report_final_Nov%2017.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) 米国環境保護庁(EPA)
URL https://www.epa.gov/newsreleases/epa-highlights-important-progress-protecting-communities-pfas
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