食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05940420149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(大腸菌NITE BP-02917株により生産されるL-リジン濃縮液、L-リジン一塩酸塩及びL-リジン一塩酸塩濃縮液からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年10月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月25日、全動物種に使用する飼料添加物(大腸菌NITE BP-02917株により生産されるL-リジン濃縮液、L-リジン一塩酸塩及びL-リジン一塩酸塩濃縮液からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2022年9月27日採択、PDF版21ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2022.7612)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請を受け、EFSAは大腸菌NITE BP-02917株により生産されるL-リジン濃縮液、L-リジン一塩酸塩及びL-リジン一塩酸塩濃縮液について、全動物種に対する栄養及び官能的(香料化合物)飼料添加物として安全性と有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 産生株は■■■■■(訳注:原文黒塗り)抗菌剤耐性遺伝子を持たず、最終製品からは産生株の生細胞は検出されなかった。■■■■■。しかし、産生株には懸念される配列が残っていなかったため、そのDNAが潜在的に存在しても安全性の懸念は提起されなかった。大腸菌NITE BP-02917株が生産する3つの形態のL-リジンを、飼料中のL-リジン不足を補うために飼料に使用することは、対象動物種に対して安全であると考えられる。この結論は、官能的添加物としての使用も対象となる。FEEDAPパネルは、アミノ酸を飼料と飲用水に同時に投与した場合の栄養の不均衡のリスクと衛生上の懸念を提起した。大腸菌NITE BP-02917株が生産する3つの形態のL-リジンを動物栄養に使用することは、消費者や環境に対して安全であると考えられた。この3つの形態は、非反すう動物種に対する必須アミノ酸L-リジンの有効な供給源であると考えられた。L-リジンが反すう動物においても非反すう動物と同様に有効であるためには、第一胃における分解から保護される必要があると考えられる。当該添加物の3つの形態はまた、提案された使用条件下で、飼料用香料化合物として有効であると判断された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7612
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