食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05940400149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Corynebacterium glutamicum CGMCC 17927株により生産されるL-リジン塩酸塩及びl-リジン硫酸塩からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年10月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月21日、全動物種に使用する飼料添加物(Corynebacterium glutamicum CGMCC 17927株により生産されるL-リジン塩酸塩及びL-リジン硫酸塩からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2022年9月27日採択、PDF版15ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2022.7613)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請により、EFSAの「動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、Corynebacterium glutamicum CGMCC 17927株を用いた発酵により生産されるL-リジン塩酸塩及びL-リジン硫酸塩を、全動物種の飼料及び飲用水中の栄養添加物として使用する場合の科学的意見書を提出するように依頼された。
 活性物質はL-リジンで、一塩酸塩(HCl)又は硫酸塩の2つの異なる形態で生産された。産生株は遺伝子組換えである。最終製品からは、産生菌株の生細胞及び組換えDNAは検出されなかった。したがって、当該添加物による産生菌株の安全性への懸念はないと判断した。C. glutamicum CGMCC 17927 株が生産するL-リジン塩酸塩及びL-リジン硫酸塩を、飼料中のL-リジン欠乏を補うために使用することは、対象動物種に対して安全であると判断された。FEEDAPパネルは、飼料と飲用水に同時に投与した場合のアミノ酸の栄養バランスの崩れのリスク及び衛生上の懸念を提起した。C. glutamicum CGMCC 17927株を用いた発酵により生産された両方の形態のL-リジンを動物栄養に使用することは、消費者及び環境に対して安全であると考えられた。L-リジン塩酸塩及びl-リジン硫酸塩は、非反すう動物種に対する必須アミノ酸L-リジンの有効な供給源と考えられる。L-リジンの補充が反すう動物においても非反すう動物と同様に有効となるためには、第一胃における分解から保護される必要があると考えられる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7613
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