食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05940250384
タイトル フランス公衆衛生局、フランスの小児の溶血性尿毒症症候群(HUS)に関する2021年度の年次モニタリングデータの報告書を公表
資料日付 2022年10月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス公衆衛生局は10月21日、フランスの小児の溶血性尿毒症症候群(HUS)に関する2021年度の年次モニタリングデータの報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 フランス公衆衛生局は、フランスの15歳未満の子供におけるHUSに関する2021年度の年次モニタリングデータの報告書を公表した。データはGeodes(※ https://geodes.santepubliquefrance.fr)のオープンデータからも入手可能である。2021年には、症例数の僅かな減少がみられた。
 毎年、100例~160例の小児HUSがフランス公衆衛生局に通知されている。同局は1996年から、大腸菌・赤痢菌・サルモネラ属菌に関するナショナルリファレンスセンター(パスツール研究所、パリ)及びその協力研究機関と連携し、フランスにおける小児HUSのモニタリングを統括している。
 小児HUSに関する2021年度の主要な数値は以下のとおり。
・報告症例数: 128例
・2021年に観察された罹患率は、15歳未満の子供10万人あたり1.12例と2017年以降で最も低い。
・3歳未満の子供の罹患率は(※他の年齢層よりも)高い(子供10万人あたり4.3例)。
・ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏及びオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏で、最も高い罹患率がみられた。
・血清型O26による症例はフランスでは依然として最も多くみられ、確定症例の35.1%を占める。
 2021年では、血清型O26が依然として多数を占め、血清型O80がそれに続いている。数年前からO157による症例の割合が減少していたが、2021年にはO157株による症例数の僅かな増加がみられた。
 当該報告書(6ページ、フランス語)は以下のURLから閲覧可能。
https://www.santepubliquefrance.fr/content/download/478385/3647292?version=1
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス公衆衛生局
情報源(報道) フランス公衆衛生局
URL https://www.santepubliquefrance.fr/les-actualites/2022/syndrome-hemolytique-et-uremique-pediatrique-en-france-chiffres-cles-2021
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