食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05940120149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ピレスロイド共通の代謝物の毒性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年10月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月21日、ピレスロイド(pyrethroid)共通の代謝物の毒性に関する科学的意見書(2022年9月14日採択、31ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2022.7582)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「植物保護製剤及びその残留物に関する科学パネル」(PPRパネル)は欧州委員会から、いくつかのピレスロイド化合物に共通する3-フェノキシ安息香酸(PBA)及び3-(4’-ヒドロキシフェノキシ)安息香酸(PBA(OH))代謝物は遺伝毒性特性を有するか、親化合物の(神経)毒性特性を共有するか、及び健康影響に基づく指標値(HBGV)を結論することが可能かを利用可能なエビデンスに基づき結論するよう要請された。
 利用可能な一連のエビデンスは、規制上の提出ドシエ並びに公開文献から得られた研究から構成された。さらに、PBAの短期的毒性プロファイルに関するデータギャップは、リードアクロス(read across)により対応された。
 評価は、PBA及びPBA(OH)が遺伝毒性に関連する懸念を喚起しないことを示した。一般毒性に関して、PBA及びPBA(OH)は親ピレスロイド化合物と比較して異なる定性的毒性(神経毒性メカニズムがない)、及び定量的毒性(無毒性量(NOAEL)が高い)を有する。両代謝物に対して、許容一日摂取量(ADI)は0.1 mg/kg 体重/日、急性参照用量(ARfD)は1 mg/kg 体重が導出された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7582
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