食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05930740530
タイトル 香港消費者委員会、27種類のそのまま食べられる海苔を採取し試験した結果について公表
資料日付 2022年10月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  香港消費者委員会は10月17日、27種類のそのまま食べられる海苔を採取し試験した結果について公表した。概要は以下のとおり。
 同委員会が市場に流通している27種類のそのまま食べられる海苔を採取し試験したところ、全てに豊富なヨウ素が含まれていた。適度な摂取は代謝の維持に役立つが、過剰な摂取は甲状腺機能に影響を与える可能性がある。27種類のうち4種類の海藻スナックの検体は、36か月未満の乳幼児向けと表示されており、そのうち1検体のヨウ素含有量は、1歳から3歳の幼児の一日参照栄養摂取量(RNI)の90%を超えていた。子供のために海苔を使った食事を用意するときは、保護者は特に注意する必要がある。
 試験の結果、70%(19種類)の検体は食物安全センター(CFS) の「高ナトリウム」食品(ナトリウム600 mg/100 g以上)、40%近く(10種類)が「高脂肪」食品(総脂肪20 g/100 g以上)に該当した。スナック海苔は歯ごたえがあり又おいしいため、一度にたくさん食べがちで、ナトリウムや脂質の過剰摂取リスク、特に乳幼児や児童に対するリスクは高まる。
 今回試験した27種類の海苔の内訳は、スナック海苔18種類、寿司・おにぎり用海苔8種類、及び刻み海苔1種類で、1パック当たりの販売価格は10ドルから62ドル、100 g当たりの価格は40.6ドルから386.7ドルで8倍以上の価格差があった。しかし、最も高価格であるスナック海苔の検体の総合評価は3.5点と最低で、逆に、一部の低価格の海苔の検体は総合評価が4点であり、市場には安くておいしい製品が多くあり、選択の余地があることがうかがえた。
 4種類の海藻スナックの検体は、36か月未満の乳幼児向けと表示されているため、乳幼児用食品に分類された。検査項目には栄養素含有量及び6種類の金属汚染物質含有量が含まれ、同時に製品の栄養素表示と検出結果を比較した。
地域 アジア
国・地方 香港
情報源(公的機関) 香港消費者委員会
情報源(報道) 香港消費者委員会
URL https://www.consumer.org.hk/tc/press-release/p-552-seaweed
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