食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05930650295
タイトル 国際連合食糧農業機関(FAO)、総説論文「代替たん白質は食物アレルギーを増加させるか?傾向・要因・今後の見通し」の科学誌掲載を公表
資料日付 2022年10月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際連合食糧農業機関(FAO)は、総説論文「代替たん白質は食物アレルギーを増加させるか?傾向・要因・今後の見通し」の科学誌掲載を公表した(公表日記載なし、確認日:10月11日)。概要は以下のとおり。
 食物アレルギーは、人間の健康にとって深刻な課題である。とりわけ食物アレルギーの地域的な発生率及び世界的な有病率の上昇は、新しく、改変された、代替となるたん白質源の摂取に関連するリスクについての疑問を提起している。
 持続可能性、食糧安全保障、適切な栄養摂取といった我々のニーズに見合うよう、食料システムの変革に取り組む中で、我々は食品の安全性の重要性を見失うわけにはいかない。なかでも人口増加、社会経済発展、都市化等に起因して、世界の食料供給全般、特にたん白質源に対する圧力が高まっている。植物由来の代替肉及び食用昆虫などの新しいたん白質源は、持続可能なたん白質源であると有望視される一方で、アレルギー体質及び非アレルギー体質の消費者を新しい食物アレルゲンにさらす可能性もある。したがって、たん白質の摂取パターンに影響を及ぼす新たな推進要因(driver)及び傾向を調査するとともに、既存の監視及び規制体制が、新たな及び既存の食物アレルゲンに対するアレルギー発生率の上昇に、対処できる能力を有しているかを調査することが不可欠である。
 本稿では、新たな食物アレルギーの主要な推進要因に焦点を当て、リスク評価、報告及び監視における最新進展をレビューし、国家当局、食品事業者、臨床医及び消費者がこれらの課題に積極的に取り組み、すべての人に安全な食品を確保することができる行動について概説している。
 当該記事は以下のURLから閲覧可能。
Kopko
, C.
, Garthoff
, J.A.
, Zhou
, K.
, Meunier
, L.
, O’Sullivan
, A.J. & Fattori
, V. 2022. Are alternative proteins increasing food allergies? Trends
, drivers and future perspectives. Trends in Food Science & Technology
, 129: 126?133. https://doi.org/10.1016/j.tifs.2022.09.008
http://www.fao.org/3/cc2397en/cc2397en.pdf
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) 国際連合食糧農業機関(FAO)
URL https://www.fao.org/documents/card/en/c/cc2397en
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。