食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05930580301
タイトル 論文紹介:「一般的に食品を介して伝播する病原体による感染症の暫定的な発生率と動向、食中毒アクティブサーベイランスネットワーク(FoodNet)、米国10地域、2016年~2021年」
資料日付 2022年10月7日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  MMWR(2022
, 71(40):1260-1264、doi:10.15585/mmwr.mm7140a2)に掲載された論文「一般的に食品を介して伝播する病原体による感染症の暫定的な発生率と動向、食中毒アクティブサーベイランスネットワーク、米国10地域、2016年~2021年(Preliminary Incidence and Trends of Infections Caused by Pathogens Transmitted Commonly Through Food - Foodborne Diseases Active Surveillance Network
, 10 U.S. Sites
, 2016-2021)、著者JP Collins (Division of Foodborne
, Waterborne
, and Environmental Diseases
, National Center for Emerging and Zoonotic Infectious Diseases
, CDC
, 米国)ら」の概要は以下のとおり。
 米国における腸管感染症の予防に向けた進捗を評価するため、食中毒アクティブサーベイランスネットワーク(FoodNet)は、米国の10地域で、カンピロバクター属菌、サイクロスポーラ、リステリア属菌、サルモネラ属菌、志賀毒素産生性大腸菌(STEC)、赤痢菌、ビブリオ属菌及びエルシニア属菌による検査診断感染症に関する集団ベースのアクティブサーベイランスを実施している。
 本報告では、2021年の暫定データを要約し、2016年~2018年の年間平均発生率と比較した年間発生率の変化について記載している。同期間(2016年~2018年)は一部の病原体に関し、米国保健福祉省(HHS)の「Healthy People 2030」目標の基準期間となっている。
 2021年の間に、サルモネラ属菌による感染症の発生率は減少し、サイクロスポーラ、エルシニア属菌及びビブリオ属菌による感染症の発生率は増加した。その他の病原体による感染症発生率には変化がなかった。
 2020年と同様に、COVID-19パンデミック抑止のために実施された行動変化や公衆衛生介入が、腸管感染症の伝播を減少させた可能性がある。その他の要因(例えば、遠隔医療の利用の増加、培養非依存的診断検査(CIDT)の利用の継続的な増加)が、感染症の検出や報告を変化させた可能性がある。HHSの「Healthy People 2030」の目標達成に向けて、特に、家きん製品及び農産物にしばしば起因するサルモネラ属菌感染症や、鶏肉製品に起因することが多いカンピロバクター属菌感染症など、多くの課題が残っている。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) MMWR(2022 71(40):1260-1264)
URL https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/71/wr/mm7140a2.htm
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。