食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05930380302
タイトル 米国農務省(USDA)、家きん製品に関連したサルモネラ症低減ための規制枠組み案を公表
資料日付 2022年10月14日
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分類2 -
概要(記事)  米国農務省(USDA)は10月14日、家きん製品に関連したサルモネラ症低減ための規制枠組み案を公表した。概要は以下のとおり。
 USDA食品安全検査局(FSIS)は本日、家きん製品のサルモネラ属菌汚染を制御し、これらの製品に起因する食中毒を低減するための新しい戦略の規制枠組み案を発表した。FSISは、2022年11月3日に公開オンライン会議を主催し、当該枠組み案についてステークホルダーからの意見を求める。
 米国疾病管理予防センター(CDC)は、米国においてサルモネラ属菌が毎年約135万人のヒト感染症と26
,500人の入院の原因になっていると推定している。これらの感染症のうち、23%以上が家きんの摂取に起因する。食中毒は、個人的にも金銭的にも、人々の生活に壊滅的な影響を与える可能性があり、その損失は経済全体に影響を与えるものである。USDAの経済研究局(ERS)のデータにより、米国の食品媒介サルモネラ症による総損失額は年間41億ドルであり、経済への生産性低下による損失は8
,800万ドルであることが示されている。これらは、現実の人々に対する現実の損失であり、防ぐべきものである。
 USDA副次官Sandra Eskin氏は「家きんにおけるサルモネラ属菌は、単一の解決策のない複雑な問題であることを理解している。しかし我々は、FSISがとることができる一連の戦略的措置を特定した。これらは、家きん製品の摂取に関連するサルモネラ属菌感染症の発生を減らす可能性が高いもので、当該枠組み案の中に示されている。」と述べた。
 当該枠組み案は、幅広いステークホルダー、研究者、及び科学者との、数か月にわたる情報収集と議論によって形作られており、家きんのサルモネラ属菌を制御するための包括的なアプローチを支える重要な三要素で構成されている。
・施設に持ち込まれる前の家きん群に対するサルモネラ属菌検査の要求。
・施設の工程管理の監視及びFSISの検証の強化。
・強制力のある最終製品基準の実施。
 検討中の当該枠組みでは、サルモネラ属菌の検査の分野横断的な問題、小規模及び極小規模事業所への影響、並びにデータ共有にも対処している。
 FSISは、上述の三要素と分野横断的な問題に関連した当該枠組み案に対する、あらゆる側面についての情報を求めている。当該枠組み案(PDF版、15ページ)は、以下のURLから入手可能。
https://www.fsis.usda.gov/sites/default/files/media_file/documents/FINAL-Salmonella-Framework-10112022-508-edited.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国農務省(USDA)
情報源(報道) 米国農務省(USDA)
URL https://www.usda.gov/media/press-releases/2022/10/14/usda-releases-proposed-regulatory-framework-reduce-salmonella
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