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資料管理ID syu05920460164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、乳用牛の人獣共通感染症サーベイランス(2021年)に関する報告書を公表
資料日付 2022年9月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は9月30日、乳用牛の人獣共通感染症サーベイランス(2021年)に関する報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 RIVM、オランダ食品・消費者製品安全庁(NVWA)及びWageningen食品安全リサーチ(Wageningen Food Safety Research: WFSR)は2021年、人獣共通感染症の病原体の一部が、乳用牛にどの程度存在しているのかを調査した。この調査は、オランダの酪農場185軒の乳牛及び畜産農家、その家族、従業員の107人を対象に行われた。
 調査した乳用牛の農場では、多くの病原体がしばしば見られる。これらの病原体は乳用牛の腸内に存在するため、糞便にも含まれることになる。乳は、搾乳中に糞便と接触して汚染される可能性がある。ヒトは、生乳や生乳製品(チーズ等)を摂取しないことで、感染リスクを下げることができる。食肉は、食肉処理中に汚染される可能性がある。したがって、十分に加熱調理した牛肉のみを摂取することが重要である。
 RIVMは、同じ病原体が調査対象者の糞便や鼻からも検出されるかどうかを評価した。これらの病原体のほとんどは通常、ヒトに下痢を引き起こすが、時には感染症が重症化することもある。RIVMは、基質特異性拡張型βラクタマーゼ(Extended-Spectrum Beta-Lactamase: ESBL)を産生する細菌及びメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の存在についても、これらの細菌は重要な抗菌性物質のグループに耐性があるため、検査を行った。
 調査した病原体のうち、カンピロバクターが最も頻繁に、すなわち91%の農場で乳用牛から検出された。畜産農家とその家族の間では、1人からカンピロバクターが検出された。動物でのカンピロバクターの割合の高さは、農場の人々には反映されていない。
 さらに、リステリア菌及び志賀毒素産生性大腸菌(STEC)は乳牛で頻繁に検出された(それぞれ酪農場の34%及び21%で検出)。ヒトの参加者2人がリステリア菌を、1人がSTECを保有していた。
 ESBL産生菌は、8%の酪農場及びヒトの参加者3人から検出された。ヒトの参加者における割合は、オランダの一般集団における割合と同程度である。MRSAは、4%の乳用牛の皮膚及び参加者1人から検出された。
 Clostridioides属菌は、成牛及び子牛の両方で調査され、生後4週未満の子牛でより多く検出された(4%に対し18%)。これは寄生虫のクリプトスポリジウム(Cryptosporidium)についても同様であり、同寄生虫は多くの若齢の子牛で検出された(72%)。Clostridioides属菌及びクリプトスポリジウムのいずれも、ヒトの参加者からは検出されなかった。
 最後に、4軒の酪農場でサルモネラ属菌が検出された。同細菌は、ヒトの参加者からは検出されなかった。
 当該報告書(100ページ、オランダ語)は下記URLから入手可能。
https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2022-0080.pdf
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
情報源(報道) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
URL https://www.rivm.nl/publicaties/surveillance-zoonosen-in-melkvee-2021

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