食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05910630475 |
タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、キノコ中毒に関して注意喚起 |
資料日付 | 2022年9月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は9月8日、キノコ中毒について注意喚起を行った。概要は以下のとおり。 2022年7月~8月は猛暑と干ばつが続いたため、キノコ中毒の発生は非常に少なかったが、ここ数日の気象条件はキノコの成長を促した。そのため、9月に入ってから、毒物管理センターへのキノコ中毒の報告が増加しており、9月1日以降、すでに60件を超える中毒が登録されている。 これらの中毒の原因としては、食用キノコと毒キノコとの混同、スマートフォンのキノコ識別アプリの使用による採取したキノコの誤識別、傷んだ食用キノコの摂取、加熱不十分な状態での食用キノコの摂取等が挙げられる。 2021年7月1日~12月31日には、1 ,269件のキノコ中毒が毒物管理センターに報告された。中毒の原因となったキノコは、ほとんどが採取されたものであり(全事例のうちの94%)、残りの事例は店で購入したキノコに関わるものであった。 主に消化器に関わる症状(腹痛、吐き気、嘔吐、下痢等)がみられた。これらの中毒のほとんどは軽症であったが、41件は重症であり、そのうち4人が死亡した。15人の幼い子供が中毒となり、そのうちの1人は肝臓移植を受けなければならなかった。採取したキノコを幼い子供に決して食べさせてはならないことを改めて言うことが大切である 遺憾なことに、フランスでは毎年、野生のキノコの摂取による中毒や死亡は約1 ,000件にのぼる。ANSES、毒物管理センター及び保健総局は、改めて以下の注意喚起を行う。 ・熟知しているキノコのみを採取すること。毒性の非常に強いキノコの中には、食用キノコに大変よく似ているものがある。 ・採取したキノコについて、その識別に少しでも疑問がある場合は、当該分野の専門家(薬剤師又はフランス菌学会)に確認してもらうまで食べないこと。 ・採取したキノコを幼い子供に決して食べさせてはならない。 ・誤識別のリスクが高いため、スマートフォンのキノコ認識アプリを使って識別したキノコは摂取しないこと。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
URL | https://www.anses.fr/fr/cueillette-champignons-intoxications-2022 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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