食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05910620314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、キノコ中毒に関して助言を提供
資料日付 2022年9月6日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は9月6日、キノコ中毒に関して助言を提供した。概要は以下のとおり。
 個人的に採取されたキノコの摂取に起因する中毒が多発している。毎年、平均10件のキノコ中毒が医療関係者からBfRに報告され、連邦州の毒物センターは、年間3,000件以上のキノコに関する問い合わせに回答している。
 国内で人気のある食用キノコは、ハラタケ(Agaricus campestris)や食用のベニタケ属(Russula)のキノコである。採取者は、頻繁に、食用キノコと毒性の強いタマゴテングタケ(Amanita phalloides)を混同している。タマゴテングタケに含有される毒素は肝不全の原因となり、少量の摂取でも致死となり得る。中でも、子供や高齢者で
は危険が高く、少量の毒キノコでも深刻な健康被害となる可能性がある。キノコ中毒の症状は多岐にわり、全てのキノコ種に当てはまる訳ではないが、多くの場合、最初に不快感が生じ、胃痛、吐き気、嘔吐を伴う。
 全キノコ中毒の約5%はタマゴテングタケの摂取が原因である。タマゴテングタケは、7月から10月にかけて主として落葉樹林に自生するが、公園に自生する例もある。BfRは、ドイツ国内において致命的となるキノコ中毒のうち、少なくとも80%はタマゴテングタケが原因であると推定している。
 キノコ摂取後に気分が悪くなった場合、必ず医師の診断を受けるか、毒物センターに相談する必要がある。如何なる状況においても、医師の指示なく治療を行ってはならない。嘔吐を促すような無害と思われる処置であっても、嘔吐物が気道深部に入ったりすると、深刻な健康被害をもたらす可能性がある。牛乳は毒物の吸収を促進する可能性がある。
 キノコ中毒の確認と医療処置のために、重要となる助言は以下のとおり。
・ キノコ中毒から身を守るためには、全てのキノコが食用であることを完全に確認した場合にのみ、採取し、調理する。
・キノコ・アプリは確認の一助となり得るが、アプリによる識別のみに頼ってはならない。
・ 新鮮なキノコのみを調理する。
・ 食用キノコをサラダとして生食すると、不耐症の症状が誘発されることが多いため、キノコ料理は全て15分以上加熱調理する。
・ 冷蔵庫にて短期間保存した後のキノコ料理は、再加熱が必要となることもある。
・毒キノコか食用キノコか識別できない場合は、必ずキノコのアドバイス・サービスに問い合わせる。中毒あるいは中毒の疑いがある場合にキノコの識別を手助けしてくれるキノコ専門家の情報は、ドイツ菌類学会のウェブサイトにて確認可能。また、各連邦州の毒物センターも適切な連絡先を提供している。
・ 中毒を起こした場合、洗浄後に残ったキノコの残留物やキノコ料理の食べ残し、場合によっては嘔吐物が、キノコの同定(胞子分析を含む)の貴重な手がかりになることが多い。
・ キノコと中毒の危険性については、以下の「Deutsches Arzteblatt」の記事やドイツ菌類学会のホームページにて貴重な情報が提供されている。
https://www.aerzteblatt.de/int/archive/article/216191
https://www.dgfm-ev.de
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL https://www.bfr.bund.de/en/press_information/2022/32/mushrooms__confusion_can_be_life_threatening-306771.html

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