食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05910430105 |
| タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、葉物野菜の安全性を高めるための、対象を絞った検体採取、追加の取り組みについて公表 |
| 資料日付 | 2022年9月8日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 米国食品医薬品庁(FDA)は9月8日、葉物野菜の安全性を高めるための、対象を絞った検体採取、追加の取り組みについて公表した。概要は以下のとおり。 FDAは、葉物野菜STEC行動計画(LGAP)の継続的な実施を通じて、葉物野菜の安全性を高めることに取り組んでいる。この取り組みの一環としてFDAは、2022年秋の収穫期に実施するカリフォルニア州サリナスバレー地域の施設及び農場で栽培された葉物野菜の対象を絞った検体採取について告知し、2021年の検体採取業務の結果を公表し、また当該行動計画の他の作業についての最新情報を提供している。 当該LGAPの重要な側面の1つは検体採取の取り組みであり、それは汚染製品が消費者に届くことを検出・防止し、葉物野菜の生産者及び加工業者が自身の業務で微生物学的な安全性を強化できるように、微生物リスクが存在する可能性のある慣行又は条件を特定することを支援しようとするものである。 2022年秋の収穫期に、FDAはサリナスバレーの施設/農場でレタスの約240検体を収集する予定である。FDAは、検体採取時に行われた観察と施設/農場の過去の検査履歴に基づき、必要に応じて、水、土壌、及び動物の排泄物等の環境検体を収集する場合がある。全ての検体は、サルモネラ属菌及び腸管出血性大腸菌O157:H7について検査される予定であり、検体採取は2022年9月中旬に始まり、2022年10月まで実施される予定である。 ・2021年度業務概要報告書 2021年、FDAは様々な葉物野菜を対象とした検体採取業務を実施し、その結果の概要報告書を公表している。当該業務の一環として、昨年の5月から11月の間に、FDAはカリフォルニア州のサリナスバレー栽培地域の商用冷却施設からレタスを収集し腸管出血性大腸菌O157:H7及びサルモネラ属菌について検査した。当該報告書では、グリーンリーフレタス(green leaf)1検体でのSalmonella entericaの検出と、他の2検体(訳注：サニーレタス(red leaf)1検体及び玉レタス(iceberg)1検体)でのSTECの検出について記述している。全ての事案で、汚染された可能性のある製品は廃棄され、追跡調査が行われた。 ・葉物野菜STEC行動計画の更新情報 継続する集団感染及び葉物野菜の汚染に関する懸念は、サプライチェーン全体にわたる予防に関連した確固たる警戒の必要性を強調する。過去2年間、FDAはLGAPを通して葉物野菜の安全性を強化するための措置を講じてきており、これは最新版のLGAPのWebページで確認することができる。 FDAが昨年行った、特記すべきこと： 1. スプラウト以外の対象農産物に対する農産物安全規則の収穫前の農業用水に関する規定に対応する規則案を公表した。加えて、FDAはステークホルダーが当該要件案をよりよく理解することを支援するために、資料を公表し、関与できる機会に参加した。 2. カリフォルニア州の規制及び業界関係者と緊密に連携して、カリフォルニア州の食品安全ロードマップ(California Food Safety Roadmap)及びカリフォルニア州の近隣農業地帯のベストプラクティスに関する暫定報告書(California Agricultural Neighbors Interim Report)に関する技術支援を推進及び提供し、地域の食品安全の取り組みの強化を支援した。 3. 抗微生物化学物質の農薬登録を支援するために、米国環境保護庁(EPA)と共同開発した収穫前に用いる農業用水処理剤の有効性プロトコルを更に改良した。 4. 当該行動計画で概説されているように、検査方法、データ共有、及び優先される研究を前進させるために、複数の活動に参加した。 当該行動計画の進捗に関する追加情報は、FDAのWebサイトで公表されている。 ・先を見据える 今後2か月にわたって、FDA全体の多分野の食品安全専門家は、カリフォルニア州の葉物野菜生産者を訪問し、葉物野菜の事業について詳しく学ぶ予定である。最近の集団食中毒により、収穫機器の衛生設計や農場での生産及び加工の慣行が汚染事案にどのように関連しているかについて関心が高まっている。LGAPの下でFDAの作業について更なる情報の提供を目的とし、葉物野菜生産の複雑さについてFDA全体の理解を高めるために、これらの訪問は重要である。 概要報告書「微生物学的監視サンプリング：カリフォルニア州サリナスバレーで栽培されたレタスの2021年度検体収集及び分析」は以下のURLから入手可能。 https://www.fda.gov/food/sampling-protect-food-supply/microbiological-surveillance-sampling-fy21-sample-collection-and-analysis-lettuce-grown-salinas |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | 米国 |
| 情報源（公的機関） | 米国/食品医薬品庁（FDA） |
| 情報源（報道） | 米国食品医薬品庁（FDA） |
| URL | https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-announces-targeted-sampling-additional-efforts-enhance-safety-leafy-greens |
（※注）食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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