食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05890890298
タイトル 国際がん研究機関(IARC)、終末糖化産物の食事摂取量と20以上の解剖学的部位におけるがんのリスクに関する多国間コホート研究の結果を公表
資料日付 2022年8月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際がん研究機関(IARC)は8月11日、終末糖化産物の食事摂取量と20以上の解剖学的部位におけるがんのリスクに関する多国間コホート研究の結果を公表した。概要は以下のとおり。
 IARCの研究者が、ウィーン大学(オーストリア)及びマーストリヒト大学(オランダ)の研究者と共同で実施した新しい研究により、終末糖化産物(AGEs: advanced glycation endproducts)の食事からのより高い摂取量は、がんの全体的なリスクの増加又は研究対象の大部分のがんの種類のリスクの増加と関連がないことが明らかになった。AGEsのより高い摂取量と喉頭がんのリスクとの間には、強い逆相関がみられた。
 当該研究は、欧州9か国の45万人以上の人々を対象とした、がんと栄養に関する欧州前向き研究(EPIC)から得られたデータを分析したものである。各個人の食事は、採用時に食事に関するアンケートによって評価され、食品と飲料は、200以上の一般的な欧州の食品において十分に特性が明らかにされている三種類のAGEs(N-epsilon-(1-carboxyethyl)-lysine[CEL]; N-epsilon-(carboxyethyl)-lysine(※訳注)[CML]及びN-delta-(5-hydro-5-methyl-4-imidazolon-2-yl)-ornithine[MG-H1])の含有量に関する総合的データベースで照合された。これらの三種類のAGEsの摂取量と20以上の解剖学的部位におけるがんのリスク及び全体的ながんのリスクとの関連に関するハザード比を、多変量Cox比例ハザード回帰を用いて推定した。
 三種類のAGEsのどれもが、全般的ながんのリスクと関連していなかった。MG-H1の摂取量の90パーセンタイル値(33.6 mg/日)では、10パーセンタイル値(11.8 mg/日)と比較して前立腺がんのリスクが9%高かった。一方、三種類のAGEs(MG-H1、CML、CEL)のうちいずれかのより高い摂取量と喉頭がんのリスクとの間に強い逆相関がみられた。これらの研究結果は、食事性AGEsが、がんの罹患率増加の一因となるという仮説を支持するものではない。
 当該論文(https://doi.org/10.1002/cac2.12343)は以下のURLから閲覧可能。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/cac2.12343
(※訳注)原文中のcarboxyethylは、carboxymethylの誤りと思われる。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際がん研究機関(IARC)
情報源(報道) 国際がん研究機関(IARC)
URL https://www.iarc.who.int/news-events/dietary-intake-of-advanced-glycation-endproducts-and-cancer-risk/

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