食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05890840149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肥育用鶏に使用する飼料添加物(センデュラマイシンナトリウム(Aviax 5%)からなる)の安全性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年8月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月1日、肥育用鶏に使用する飼料添加物(センデュラマイシンナトリウム(Aviax 5%)からなる)の安全性に関する科学的意見書(2022年6月29日採択、PDF版17ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2022.7432)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請により、EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、抗コクシジウム剤Aviax 5%を肥育用鶏の飼料に使用した場合の安全性に関する科学的意見書を提出するよう要請された。
 前回の評価では、同パネルは、産生株の種レベルでの分類学的同定及び薬剤耐性の遺伝的決定因子がないことについて結論することができなかった。また、対象動物種に対する安全性についても結論をだすことができず、消費者を保護するための最大残留基準値を設定することができなかった。環境に対する安全性については、当該添加物の使用は陸生区画では安全とされたが、水生区画及び地下水汚染のリスクは排除できなかった。
 提供された新しいデータに基づき、同パネルは、センデュラマイシンナトリウムの産生株について、対象動物種、消費者、使用者及び環境に対する安全性の懸念はないと結論した。耐性試験の結果に基づき、同パネルは、当該添加剤は推奨最大量(25 mg/kg完全飼料)までは肥育用鶏に対して安全であるが、安全性のマージンは設定できないとの結論に達した。センデュラマイシンナトリウムの肥育用鶏への最大レベル25 mg/kg完全飼料での使用は、消費者にとって休薬期間を伴わない安全なものである。提供された新しいデータ及び環境リスク評価の現行要件に基づき、肥育用鶏の飼料に含まれるセンデュラマイシンナトリウムの最大 25 mg/kg完全飼料での使用は、地下水、水生及び堆積物区画に対するリスクをもたらさないが、陸生区画に対するリスクは除外できない。生物濃縮性及び二次中毒のリスクは低いと考えられる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7432
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