食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05890610104 |
| タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、生鮮有機いちごに関連した米国及びカナダの複数州にわたるA型肝炎ウイルス集団感染に関する情報を最終更新 |
| 資料日付 | 2022年8月14日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 米国疾病管理予防センター(CDC)は8月14日、生鮮有機いちごに関連した米国及びカナダの複数州にわたるA型肝炎ウイルス集団感染に関する情報を最終更新した。概要は以下のとおり。 1. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局、並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、輸入生鮮有機いちごに関連する複数州にわたるA型肝炎集団発生について調査を行った。これらの汚染されていた可能性のある生鮮有機いちごは、メキシコ北部の州であるバハ・カリフォルニア州から輸入され、共通する一供給業者によってFreshKampo又はHEBというブランドで販売されたもので、2022年3月5日から同年4月15日までの間に米国内で購入された。遡及調査により、カリフォルニア州及びミネソタ州の集団感染関連の症例は発症前にFreshKampoブランドの生鮮有機いちごを購入していたことが示された。カナダ公衆衛生庁(PHAC)及びカナダ食品検査庁(CFIA)もA型肝炎の集団発生の調査を行い、輸入されたFreshKampoブランドの生鮮有機いちごを集団感染の可能性のある原因として特定した。 2. 2022年8月14日の時点で、3州(カリフォルニア州、ミネソタ州、ノースダコタ州)から計18人のA型肝炎集団発生に関連した症例が報告された。発症日は2022年3月28日から5月6日までであった。患者の年齢は9歳から73歳で、年齢中央値は57.5歳、67%が女性であった。情報の得られた18人のうち、13人(72%)が入院した。死亡者の報告はなかった。 3. 疫学的及び遡及調査のエビデンスにより、メキシコのバハ・カリフォルニア州から輸入された生鮮有機いちごが当該集団感染の原因である可能性が高いことが示された。汚染の可能性のあるFreshKampo及びHEB製品は、保存可能期間(shelf life)を過ぎており、米国ではもはや購入できない。2022年3月5日から4月15日までの間にFreshKampo又はHEBの生鮮有機いちごを購入し、後に喫食するためにそれらのいちごを冷凍した人は、それらを喫食してはならない。これらの製品は、HEB、Kroger、Safeway、Sprouts Farmers Market、Trader Joe’s、Walmart、Weis Markets、及びWinCo Foods等の小売店で販売されていた可能性があるが、これらに限定されない。 4. 以前に報告された下流製品のリコール(downstream recall)(Urban Remedy Organic Revitalizing Tea Tonic Strawberry Hibiscus Rose)は、市場からの撤去(Market withdrawal)と再分類された。当該製品は、関係するいちごを使用して製造されたものではないことが判明した。 5. 聞き取り調査では、患者は発症の2～7週前に喫食した食品やその他のばく露についての質問に回答した。聞き取り調査を受けた人々のうち、15人中11人(73%)が生鮮有機いちごを喫食したと報告した。これは、健康な人々への聞き取り調査で、その調査を受ける前の週に生鮮いちごを喫食したと報告した人が50%であったという結果よりも、顕著に高い割合であった。 6. FDAは遡及調査を完了した。2022年8月14日の時点で、当該調査は終了している。 |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | 米国 |
| 情報源（公的機関） | 米国／疾病管理予防センター（CDC） |
| 情報源（報道） | 米国疾病管理予防センター（CDC） |
| URL | https://www.cdc.gov/hepatitis/outbreaks/2022/hav-contaminated-food/index.htm |
（※注）食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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