食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05890550302 |
| タイトル | 米国農務省(USDA)、サルモネラ属菌はパン粉をまぶした詰め物入りの生鶏肉製品の汚染物(adulterant)であると宣言する措置を公表 |
| 資料日付 | 2022年8月1日 |
| 分類１ | --未選択-- |
| 分類２ | --未選択-- |
| 概要（記事） | 米国農務省(USDA)は8月1日、サルモネラ属菌をパン粉をまぶした詰め物入りの生鶏肉製品中の汚染物(adulterant)であると宣言する措置を公表した。概要は以下のとおり。 USDAの食品安全検査局(FSIS)は、サルモネラ属菌をパン粉をまぶした詰め物入りの生鶏肉製品中の汚染物であると宣言する予定であると公表した。サルモネラ属菌がこれらの製品中の汚染物であると宣言することにより、FSISは、人々を病気にする可能性のある、高度に汚染された製品が消費者に販売されないよう保証することができるであろう。1998年以降、パン粉をまぶした詰め物入りの生鶏肉製品は、最大で14件の集団感染と約200人の患者に関連していた。このカテゴリーの製品は冷凍品コーナーにあり、チキンコルドンブルー(鶏チーズ挟み揚げ)やチキン・キーフ(キーフ風鶏カツレツ)等の製品が含まれる。これらの製品は加熱調理済みのように見えるが、生地又はパン粉を固めるためにのみ熱処理されており、当該製品には生の家きん肉が含まれている。当該製品の表示を改善するための継続的な取り組みは、消費者の病気の低減には効果的でなかった。 パン粉をまぶした詰め物入りの生鶏肉製品は、ある非常に低いサルモネラ属菌汚染レベルを超えた場合に、不良品(adulterated)と見なされ、規制措置の対象となる。FSISは、サルモネラ属菌についての規制値を、1 CFU/g(これら製品1グラム当りの、コロニー形成単位)と設定することを提案する予定である。このレベルは、これらの製品を摂取することによる疾病のリスクを大幅に低減するとFSISが考えるレベルである。FSISはまた、品質不良(adulteration)に対する別の基準(ゼロトレランスあるいは特定の血清型に基づく基準等)がより適切かどうかについても意見を求めている。 当該通知は秋に官報に掲載される予定であり、FSISは、基準がどうあるべきかを説明し、検証試験プログラムを含む最終的な実施計画を通知するための意見公募を行う予定である。公表後、当該通知はレビューとコメント聴取のためにFSISの官報及び規則制定のページに掲載される。当該提案が最終決定されると、FSIS は最終的な実施計画と、これらの製品におけるサルモネラ属菌の所定の検査を開始する日付を公表する。 当該措置は、家きんに関連するサルモネラ症を減らすための FSIS のより広範な取り組みの一環である。2021年10月、USDAは、サルモネラ属菌を特定の生の家きん製品の汚染物とみなすべきかどうかを含め、家きんのサルモネラ属菌を制御するための戦略を再評価していると公表した。この取り組みを開始して以降、USDA は情報収集に注力しており、ステークホルダーの考えを聞くために会合を行い、食品安全の専門家に推奨事項を求め、養鶏施設で様々な管理戦略を試験するためのパイロットプロジェクトのアイデアを産業界に求めた。USDAは、10月に家きんに起因するサルモネラ症を減らすための新しい包括的な戦略の枠組み案を提示し、11月にそれについて議論するための公開会議を開催する予定である。 |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | 米国 |
| 情報源（公的機関） | 米国農務省(USDA) |
| 情報源（報道） | 米国農務省(USDA) |
| URL | https://www.usda.gov/media/press-releases/2022/08/01/usda-announces-action-declare-salmonella-adulterant-breaded-stuffed |
（※注）食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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