食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05890500149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、高密度ポリエチレン製およびポリプロピレン製のクレートをリサイクルして食品接触材料として使用するために用いるプロセスLOGIFRUITの安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年8月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2022年8月12日、高密度ポリエチレン製およびポリプロピレン製のクレートをリサイクルして食品接触材料として使用するために用いるプロセスLOGIFRUITの安全性評価に関する科学的意見書を公表した(2022年7月8日承認、8ページ、doi:10.2903/j.efsa.2022.7477)。概要は以下のとおり。
 食品接触材料、酵素および加工助剤に関するEFSAのパネル(CEP)は、リサイクルプロセスLOGIFRUIT (EU登録番号RECYC260)の安全性を評価した。入力材料は、あらかじめ洗浄された高密度ポリエチレン(HDPE)、またはポリプロピレン(PP)のクレート(梱包用などの箱)であり、クレートは閉鎖的で管理された食品流通ループで使用されていたものである。まず、プロセスは、素材のタイプによってクレートを分類する。クレートは、フレークに粉砕され、可能であれば押出成形によりペレットにされ、新しいクレートを製造することが承認された企業で使用される。パネルは、委員会規則(EC) No 282/2008を遵守した入力材料源のコンプライアンスを確実にし、そして完全なトレーサビリティを提供するための品質管理システム(QAS)が重要であると判断した。パネルは、申請された条件で運用される場合、プロセスLOGIFRUITの入力材料のほとんどは閉鎖的で管理された食品流通ループで使用された製品に由来すると結論した。当該プロセスは、食品接触を意図したクレートのみが使用され、食品以外の汚染は除外できるように設計されている。したがって、フルーツ、野菜、包装された肉類および魚類、乳製品、パン製品およびペーストリー製品と接触するHDPE製およびPP製のクレートを製造するためのリサイクルプロセスLOGIFRUITは、安全性の懸念を引き起こさないと結論した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7477
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