食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05890490149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、Kreyenborg IR Clean+ テクノロジーに基づいて使用済PETを食品接触材料としてリサイクルするために用いるプロセスPetainer Lidkopingの安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年8月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2022年8月11日、Kreyenborg IR Clean+ テクノロジーに基づいて使用済PETを食品接触材料としてリサイクルするために用いるプロセスPetainer Lidkopingの安全性評価に関する科学的意見書を公表した(2022年7月8日承認、13ページ、doi:10.2903/j.efsa.2022.7476)。概要は以下のとおり。
 食品接触材料、酵素および加工助剤に関するEFSAのパネル(CEP)は、Kreyenborg GmbH & Co. KG社のIR Clean+ テクノロジーを使用するリサイクルプロセスPetainer Lidkoping (EU登録番号RECYC254)の安全性を評価した。入力材料は、熱アルカリ性水溶液で処理して乾燥させたポリエチレンテレフタレート(PET)フレークであり、それらは主にPET含有率最大5%の非食品消費者向け製品などの収集された使用済PET容器に由来する。PETフレークは、仕上げ機械による工程(ステップ3)の前に、●●●(原文では黒塗り)IR乾燥機で加熱される(ステップ2)。提出された負荷試験を調査した結果、パネルはステップ2とステップ3が汚染物質除去効率の決定に重要であると結論した。当該プロセスの出来映えを決める運転パラメータ(operating parameter)は、温度、空気流量、および滞留(反応)時間である。当該リサイクルプロセスで潜在的な未知の汚染物質が食品に移行するレベルは、控えめなモデル化に基づく移行レベル0.1 μg/kg食品を確実に下回ることが実証された。したがって、パネルは、当該プロセスでリサイクルされたPETは、ホットフィル(hotfill)工程の有無にかかわらず、室温で長期保管されるあらゆる種類の食品と接触する材料と製品の製造に最大100%使用しても安全性の懸念を引き起こさないと結論した。当該プロセスでリサイクルされたPETの最終製品は電子レンジや電気オーブンでの使用が意図されていないため、そのような用途については当該評価では検討されていない。
(注)使用済PETを食品接触材料にリサイクルするために用いるプロセスの安全性評価に関する同様の科学的意見書が、以下の通り公表された。
1. Starlinger iV+ テクノロジーに基づくプロセスBrunetti Packaging
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7469
2. PET direct iV+ テクノロジーに基づくプロセスVerdeco Recycling
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7472
3. Kreyenborg IR Clean+ テクノロジーに基づくプロセスAmhil Europa
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7473
4. Kreyenborg IR Clean+ テクノロジーに基づくプロセスAR Packaging Flexibles
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7474
5. Kreyenborg IR Clean+ テクノロジーに基づくプロセスPaccor Polska
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7475
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7476
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