食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05880360344 |
| タイトル | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、家畜のと畜工程におけると体の微生物汚染のリスク要因に関する意見書を公表 |
| 資料日付 | 2022年7月1日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は7月1日、家畜のと畜工程におけると体の微生物汚染のリスク要因に関する意見書(19ページ、フランス語、英文サマリーあり)を公表した。概要は以下のとおり。 ・背景と諮問事項 生きている家畜の胃腸管に病原体が存在する可能性があるため、と畜工程では、と体の汚染は常に起こる可能性がある。と畜工程の前と最中の一部の工程が、この汚染可能性に影響を及ぼす場合がある。家畜の絶食とは、と畜前の数時間、家畜から飼料を取り上げることである。ベルギーや欧州の法律は、と畜に出される家畜を絶食させる義務を規定していない。 と畜場の自主管理指針(guide d’autocontrole)は、と畜時のと体の汚染リスクを低減させるために、家畜の絶食に言及している。家畜の絶食は、直近に摂取した飼料による胃腸の膨張が少ないため、と畜時の胃腸管からの内容物の流出を低減する。しかし、この指針に掲載されている規則は法的要件ではない。さらに、この指針は、と畜場向けのものであり、と畜場に家畜を送り、家畜の絶食に主な責任を負う飼育者を直接対象としていない。 このような背景を踏まえて、科学委員会に以下の質問がなされた。 A. 豚及び牛について、と畜前の絶食の期間は、と体の微生物汚染リスクに影響を及ぼすか。 B. 内蔵摘出がまだ行われていない時、(故障又はその他の災害による)と畜工程の中断に関連すると体の微生物汚染のリスクはどのようなものか。 ・方法 当該リスク評価は、専門家の意見及びベルギーの豚・牛のと畜場における故障頻度に関する調査に基づいて行われた。評価においては、科学文献からの入手可能な関連性のあるデータを考慮した。その他の欧州諸国についても、欧州食品安全機関(EFSA)のfocal pointネットワークを通して質問を行った。しかし、この意見募集の枠組みで有用な情報は入手できなかった。 ・結論及び勧告 腹腔を開けることは、常にと体の微生物汚染のリスクがある。胃腸管の体積が大きいほど、リスクは高くなる。しかし、科学論文には、家畜を絶食させることが、と体の微生物的品質を向上させるというエビデンスはない。 規則(EC) No 1/2005は、動物福祉の理由から、家畜の絶食は24時間を超えて続けることはできないと規定している。さらに、反すう動物は、実際は十分に絶食させることができず、反すう動物の完全な絶食は動物福祉の観点からも望ましくないということが強調されている。 科学委員会は、豚及び牛の絶食が微生物汚染のリスクに及ぼす影響は限られているという意見である。しかしながら、胃腸管が膨張しすぎているのは避けることが望ましい。作業者の技量や内蔵摘出の際に使用される設備がより大きな影響を及ぼすことを強調することが重要である。 と畜場での故障は、内蔵摘出の時間に影響を与えることがある。ベルギーのと畜場を対象に行われた調査の結果は、故障は比較的頻繁に発生していることを示している。しかし、ほとんどの故障は長くは続いていない(2時間未満)。 現状の知見では、内蔵摘出の遅延が、と体の細菌汚染リスクを増加させることを示すものは何もない。しかしながら、内蔵摘出が遅れると、と体が不合格になるような官能特性の変化が起こる可能性がある。 文献に基づいて、家畜のと殺から内蔵摘出までの最大時間を提案することはできない。内蔵摘出の遅延は、特に反すう動物では、ガスの発生を招き消化器系が膨らむことがあり、それが腹腔を開くことを困難にし、消化器系の穿孔のリスクを高める。 引用した科学論文は、最近の参照文献が乏しく、概して数が少ないため、と畜される家畜の絶食がない場合及び内蔵摘出が遅れた場合における、と体の微生物汚染のリスクに関する補完的な研究を実施することが推奨される(より具体的には、内蔵摘出が遅れた場合の最大時間の決定)。 科学委員会は、設備の適切な保守及び管理により、故障の発生を可能な限り回避すべきであることを強調したい。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ベルギー |
| 情報源(公的機関) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
| 情報源(報道) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
| URL | https://www.favv-afsca.be/comitescientifique/avis/2022/_documents/Avis10-2022_SciCom2020-18_contmicrobcarcasses.pdf |
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