食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05870630149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、Farm to Fork(農場から食卓まで)戦略を背景とした動物福祉に関する委任事項(mandate)に対する科学的意見書作成に係る方法論ガイダンスを公表
資料日付 2022年7月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月12日、Farm to Fork(農場から食卓まで)戦略を背景とした動物福祉に関する委任事項(mandate)に対する科学的意見書作成に係る方法論ガイダンス(科学的意見書、29ページ、2022年6月1日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該文書は、Farm to Fork(農場から食卓まで)戦略の下で欧州委員会から受けた委任事項に対応する科学的意見書を作成するために、EFSAの動物衛生及び福祉に関する科学パネルにより作成された方法論ガイダンスを提供するものである。この委任事項は、(i)輸送中の動物、(ii)子牛、(iii)採卵鶏、(iv)肉用鶏、(v)豚、(vi)カモ、ガチョウ及びウズラ、並びに(vii)乳牛の動物福祉に関連するものである。
 当該ガイダンスは、これらの委任に係る付託事項(ToR)に対応するために適用すべき方法及び戦略を定義するために作成された。委任事項はそれぞれ、各動物種の生産に用いられる飼育システム又は自由に移動できる動物(訳注:馬、牛、小型反すう動物及び豚など)及びケージで輸送される動物の現在の輸送方法に言及する一連の一般的なToRと、動物福祉の確保において特定された困難さ及び特定のシナリオが想定される一連の固有のToRから構成される。
 当該ガイダンスの第一部(Part I)は、動物の福祉の結果(welfare consequences)の記述を含んでいる。第二部(Part II)は、動物福祉に関連する定量的な勧告を提供するための新しい方法論を含んでいる。提案された方法論は、動物福祉に関するばく露変数(例:割り当てられるスペース)の影響は、「非ばく露状況(例:スペースに制限がない状況)」と「高ばく露状況(例:拘束的な状況)」下における動物ベースの測定指標(ABM: Animal-based measure)の発現を比較することで定量可能であるという仮定に従っている。このABMを通して評価される福祉のレベルは、異なるレベルのばく露変数(例:割り当てられるスペースを増やした場合)について定量化することができ、したがって定量的な勧告を提供することが可能である。
 当該方法論ガイダンスの最終版は、2022年2月14日から同年3月31日にかけて実施された公開協議で承認された。受け取ったコメントは当該文書に組み込まれている。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2022.7403
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