食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05870590164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、亜鉛の添加による食品の栄養価向上に関する禁止措置の一般的な適用免除についての勧告に関する報告書を公表
資料日付 2022年7月7日
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概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は7月7日、亜鉛の添加による食品の栄養価向上に関する禁止措置の一般的な適用免除についての勧告に関する報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 オランダでは、食品に亜鉛を添加することは許可されていない。人々が必要とする亜鉛の量が、耐容上限値とされる量に近いという理由で禁止されている。欧州食品安全機関(EFSA)は、人々が食品から摂取すべき亜鉛の最大量を算出した。摂取がこの値以下であれば、健康への有害影響はない。
 2018年、RIVMは、禁止措置の一般的な適用免除が可能かどうか、つまり、オランダの一般の人々が摂取する食品に、食品メーカーが亜鉛を添加することを認めることが可能かどうかということを調査した。その結果、それは不可能であることが判明した。オランダの人々の一部は、子供も成人も、摂取する食品やサプリメントを通じて、EFSAが設定した最大量を超える亜鉛量を摂取している。これは、子供の間で最も多くみられる。その結果、禁止措置を維持することは正当化された。
 この調査は、健康・福祉・スポーツ省によって委託された。同省は、亜鉛による食品の栄養価の強化を一般的に許可するか、一定の条件付きで許可するかどうかについて決定する予定である。亜鉛は多様な食品に自然に含まれている。亜鉛と銅は、同じような方法で体内に吸収されるため「競合相手」である。そのため、亜鉛の過剰摂取は銅の欠乏につながることがあり、免疫系の機能を低下させる可能性がある。
 当該報告書(37ページ、オランダ語)は下記URLから入手可能。
https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2022-0092.pdf
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM)
情報源(報道) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
URL https://www.rivm.nl/publicaties/advies-algemene-ontheffing-verrijking-van-levensmiddelen-met-zink
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