食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05870520149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、EU域内における遺伝子組換えトウモロコシMON 810の栽培に関する2020年次市販後環境モニタリング報告書の評価について声明を公表 |
| 資料日付 | 2022年7月6日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月6日、EU域内における遺伝子組換えトウモロコシMON 810の栽培に関する2020年次市販後環境モニタリング報告書の評価について声明を公表した(6月7日採択、PDF版40ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2022.7406)。概要は以下のとおり。 欧州委員会の要請を受け、EFSAは、Cry1Ab発現トウモロコシ・イベントMON 810の栽培に関する2020年次市販後環境モニタリング(PMEM)報告書を評価した。 例年同様、ポルトガルでは避難要件(refuge requirement)は完全に遵守され、MON 810品種を栽培するスペイン農業従事者による避難要件遵守は部分的であった。 2020年トウモロコシ生育期にスペイン北東部で採集され、Cry1Ab感受性を試験されたヨーロッパ・コーンボーラー及び地中海・コーンボーラー(訳注: 共に鱗翅目の穿孔性昆虫)個体群には、トウモロコシMON 810に対する抵抗性の兆候は認められない。 農業従事者アンケート調査及び関連科学出版物の評価では、トウモロコシMON 810の栽培に起因するヒトの健康・動物衛生・環境に対する予期せぬ悪影響は示されていない。 総じて、EFSAは2020年次PMEM報告書にて報告されたエビデンスにより、トウモロコシMON 810の安全性に関するEFSAの既存の評価が無効となることはないと結論する。 しかしながら、例年通り、EFSAは耐性モニタリングに関して不足点を認識しており、今後の報告書において修正が必要である。モニタリング計画は、2020年にも実施されたとおり、推奨される3%の抵抗性対立遺伝子発生頻度を検出するために必要となる充分な感度を有していない点を強調する。したがって、EFSAは同意保持者に対し、トウモロコシMON 810導入率が高い地域における避難義務の完全遵守、及び、スペイン北東部のコーンボーラー個体群に対する定期的F2スクリーニングの実施によるモニタリング計画の感度改善を強く推奨する。 EFSAは、テオシンテの出現等、MON 810の環境リスク評価と関連する受入環境の新たな特性が現れた場合、農業従事者アンケート調査の改訂を推奨する。 EFSAは、関係するEU加盟国の管轄当局、同意保有者、環境ネットワークに対し、Btトウモロコシ品種の栽培に起因する予期せぬ悪影響を如何に特定し報告するのが最善であるのか、その達成のための枠組みを確立する対話に取り組むことを推奨する。 (訳注) トウモロコシ・イベントMON 810に導入された遺伝子群(導入遺伝子、発現タンパク質、付与される機能の順に記載)。 1. Bacillus thuringiensis subsp. kurstaki由来cry1Ab、Cry1Abデルタ-エンドトキシン、中腸内膜を選択的に損傷することにより、鱗翅目昆虫抵抗性を付与 2. Ochrobactrum anthropi strain LBAA由来goxv247、グリホサート酸化酵素、グリホサートをアミノメチルホスホン酸(AMPA)及びグリオキシル酸に分解することにより、グリホサート系除草剤耐性を付与(選択マーカー/レポーター) 3. Agrobacterium tumefaciens strain CP4由来cp4 epsps (aroA:CP4)、除草剤耐性型5-エノールピルフルシキメート-3-リン酸シンターゼ(EPSPS)、グリホサート結合親和性の低下による、グリホサート系除草剤に対する耐性の向上(選択マーカー/レポーター) 4. Escherichia coli Tn5 transposon由来nptII、ネオマイシンホスホトランスフェラーゼII、抗生物質・ネオマイシン及びカナマイシン耐性(選択マーカー/レポーター) |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7406 |
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