食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05870410294 |
| タイトル | 世界保健機関(WHO)、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2022/5/14~2022/6/27)を公表(鳥インフルエンザA(H7N9)、A(H3N8)及びA(H9N2)ウイルス) |
| 資料日付 | 2022年6月27日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は7月、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2022/5/14~2022/6/27)を公表した(5ページ)。鳥インフルエンザA(H7N9)、A(H3N8)及びA(H9N2)ウイルスに関する概要は以下のとおり。 ・鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス 直近数か月に、動物におけるインフルエンザA(H7N9)ウイルスの検出について、中国又はその他の国の動物衛生当局から公式に入手可能な報告はなかった。 全体として、リスク評価に変更はない。 ・鳥インフルエンザA(H3N8)ウイルス 2022年5月13日の前回のリスク評価以降、インフルエンザA(H3N8)ウイルス感染による前回とは別のヒト症例1例が中国から報告された。 2022年5月17日、中国は鳥インフルエンザA(H3N8)ウイルス感染によるヒト確定症例1例をWHOへ通知した。 患者は湖南省の5歳の男児である。患者は、2022年5月9日に発熱やのどの痛みなどの軽度の症状を呈した。患者は入院せず回復した。患者は発症前に、生きた家きん市場へのばく露があったが、家きんとの直接的接触はなかった。報告時点では、患者の濃厚接触者で感染や疾病の症状を示した者はいなかった。患者はインフルエンザ様疾患(ILI)監視を通して検出された。生きた家きん市場から回収された環境検体はA(H5)及びA(H9)を含むA型インフルエンザウイルスに陽性と判定されたが、A(H3)ウイルスは検出されなかった。他の場所から回収された環境検体はA型インフルエンザウイルス陰性であった。 現在入手可能な情報に基づくと、当該症例は鳥インフルエンザA(H3N8)ウイルスによる世界的に2番目のヒト感染症例である。鳥インフルエンザA(H3N8)ウイルスは世界中の飼育及び野生の鳥類で一般的に検出される。犬及び馬系統のA(H3N8)ウイルスもまた、それぞれ犬類及び馬類で一般的に検出される。 リスク評価 (1)鳥インフルエンザA(H3N8)ウイルス感染の更なるヒト症例が発生する可能性 水鳥類のA型鳥インフルエンザウイルスは、過去にヒト、動物及びその他の鳥類への感染が報告されている新型インフルエンザウイルスの出現に必要なすべての遺伝的多様性を備えている。地理的な位置及び亜型により、これらウイルスの遺伝的特性は異なる。検出された鳥インフルエンザウイルス感染ヒト症例の大半は感染鳥類又は汚染された環境との接触を通じて同ウイルスにばく露されている。インフルエンザA(H3N8)ウイルスは野鳥及びその他の動物で広く循環しており、中国では最近、野鳥及び飼育鳥類の環境から分離されている。鳥インフルエンザA(H3N8)ウイルスは鳥類で循環し続けているため、更なるヒト症例は除外できないが、現在そのリスクは低い。このリスクレベルは、リスク評価時点で入手可能なウイルス学的及び疫学的情報に基づいている。WHOは連携する動物衛生機関と協力し、引き続き状況を監視し、適切にリスク評価を更新する。 (2)鳥インフルエンザA(H3N8)ウイルスがヒトからヒトへ持続的に伝播するリスク 現在のエビデンスでは、当該ウイルスはヒト間での持続的な伝播能力を有していないことが示唆されているので、その可能性は低い。 ・鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルス 2022年5月13日の前回のリスク評価以降、中国からインフルエンザA(H9N2)ウイルス感染によるヒト症例3例が報告された。 2022年6月1日、中国は2022年5月8日に発症した貴州省の2歳男児の症例をWHOへ通知した。患者は発症前に生きた家きん市場へのばく露があった。 2022年6月2日、中国は2022年4月26日に発症した湖南省の5歳男児の症例をWHOへ通知した。報告時点で、感染源を特定するための現地調査が実施されている。 2022年6月24日、中国は2022年4月28日に発症した四川省の1歳男児の症例をWHOへ通知した。ばく露源は分かっていない。両親の家や裏庭から回収された環境検体はインフルエンザA(H9)ウイルスに陰性と判定された。 3症例はすべて所定のILI監視で検出され、いずれも軽症で入院せず回復している。 鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルスはアジアの家きんで風土病化しており、アフリカの家きんでの報告が増加している。 リスク評価 (1)鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルス感染の更なるヒト症例が発生する可能性 ヒト症例のほとんどは、感染した家きん又は汚染された環境へのばく露の後に発生している。報告されたヒトの感染では、軽度の臨床疾患となる傾向がある。当該ウイルスは家きん集団において検出され続けているため、更なるヒトの症例が予想される。 (2)鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルスがヒトからヒトへ伝播する可能性 症例のクラスターは報告されていない。現在の疫学的及びウイルス学的エビデンスでは、世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)により評価されたA(H9N2)ウイルスはヒト間での持続的な伝播能力を獲得していないと示唆されているので、その可能性は低い。 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
| 情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
| URL | https://www.who.int/publications/m/item/influenza-at-the-human-animal-interface-summary-and-assessment-27-june-2022 |
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