食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05870340105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、5か年の獣医学管理計画に関する進捗状況の最新情報を提供し、畜産業における抗菌性物質の販売、使用、及び耐性データに関する報告書を公表
資料日付 2022年6月30日
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概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は6月30日、5か年の獣医学管理計画に関する進捗状況の最新情報を提供し、畜産業(Animal Agriculture)における抗菌性物質の販売、使用、及び耐性データに関する報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 FDA動物用医薬品センター(CVM)は、(1)獣医環境での抗菌性物質管理をサポートするための5か年行動計画のフェーズIについてのステータスの更新と、(2)FDAと連邦政府関係機関が、米国の畜産業及び関連するフードチェーンにおける抗菌性物質の販売、使用、及び耐性に関して収集するデータの一部を説明する報告書の2件を公表した。
(1)フェーズI進捗報告書
 5か年行動計画に関する進捗報告書では、FDAがフェーズIに定められた24の行動のうちの21を完了し、これは2019年~2021年に実施する計画の88%の達成率であったことを明らかにした。まだ完了していない項目については、フェーズIIの他のイニシアチブとともにそれらを続行することを計画している。
(2)報告書:米国の畜産業における抗菌性物質の使用及び耐性(2016年~2019年)
 「米国の畜産業における抗菌性物質の使用及び耐性」と題する当該報告書は、畜産業及び関連するフードチェーンにおける抗菌性物質の販売、使用及び耐性に関する現在の米国政府のモニタリング及び監視システムを説明するためにFDAが作成した最初の報告書である。当該報告書の発行は、CVMの5か年計画にある行動の一つを実現するものである。当該報告書は2016年から2019年までの公開データを引用し、畜産業における抗菌性物質管理を促進及びサポートするための最近の進捗状況と継続的な計画を詳述している。当該報告書及びそのエグゼクティブサマリーは、医療上重要な抗菌性物質の販売(バイオマスを分母にして調整された販売を含む)、使用、及び4種類の主要な食料生産種(牛、豚、鶏、七面鳥)のそれぞれについて、既存の連邦プログラムによって追跡された薬剤耐性についてのデータを提供する。
 当該報告書は、米国政府が関与している全ての薬剤耐性関連活動の徹底的なレビューを意図したものではなく、FDA-CVMが役割を果たす活動に焦点を当てている。また、当該報告書は、米国農務省(USDA)の全米薬剤耐性監視システム(NARMS)及び全米動物衛生研究所ネットワーク(NAHLN)等の連邦関連機関のいくつかの活動についても言及している。当該情報は、業界向けガイダンスGFI#213(医療上重要な抗菌性物質を獣医師による監視下に移行し、生産目的でこれらの製品を使用することを違法にした)の実施後のスナップショットを提供する。
 詳細情報は、以下のURLから入手可能。
・「獣医環境での抗菌性物質管をサポートするためのCVMの5か年計画に関する進展:フェーズI」(15ページ)
https://www.fda.gov/media/159519/download
・報告書「米国の畜産業における抗菌性物質の使用及び耐性(2016年~2019年)」(244ページ)
https://www.fda.gov/media/159544/download
・エグゼクティブサマリー「米国の畜産業における抗菌性物質の使用及び耐性(2016年~2019年)」(32ページ)
https://www.fda.gov/media/159543/download
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL https://www.fda.gov/animal-veterinary/cvm-updates/fda-delivers-progress-update-5-year-veterinary-stewardship-plan-publishes-report-about-antimicrobial
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