食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05860450149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、新食品としてのAntrodia camphorataの凍結乾燥菌糸体の安全性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年6月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月29日、規則(EU) 2015/2283に準拠する新食品としてのAntrodia camphorataの凍結乾燥菌糸体の安全性に関する科学的意見書を公表した(5月18日採択、PDF版16ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2022.7380)。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受け、EFSAの栄養・新食品・食物アレルゲンに関するパネル(NDAパネル)は、規則(EU) 2015/2283に準拠する新食品としてのAntrodia camphorataの凍結乾燥菌糸体に関し、科学的意見を表明するよう求められた。
 当該新食品は、担子菌・Antrodia camphorata由来の組織培養物を固体培養(solid-state cultivation)することにより生産される菌糸体を凍結乾燥したものである。Antrodia camphorate(和名: ベニクスノキタケ)はTaiwanofungus camphoratus(Fomitopsidaceae科)の同義語である。他の同義語としてAntrodia cinnamomea及びGanoderma camphoratumがある。
 申請者は、当該新食品を食品サプリメントとして市販することを意図しており、1日あたりの最大用量は990 mgである。対象集団は一般集団である。
 当該新食品は主として、炭水化物、タンパク質、脂質からなり、β-グルカン、アントロキノノール(antroquinonol)、トリテルペノイド類等、多数の成分を含有する。
 成分組成及び提案された使用条件を考慮すると、当該新食品の摂取は栄養学的不利益とはならない。
 当該新食品の遺伝毒性に関する懸念はない。当該新食品を用いて実施された90日間反復投与毒性試験及び出生前発生毒性試験の結果から、NDAパネルは16.5 mg/kg 体重/日の安全用量(safe level)を導出した。
 NDAパネルは、当該新食品・Antrodia camphorataの凍結乾燥菌糸体は、14歳以上の個人に対し、提案された用量において安全であると結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7380
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