食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05850620149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肥育用鶏、その他の肥育用又は産卵用に飼育された家きん類及び観賞用鳥類に使用する飼料添加物(Komagataella phaffii(CGMCC 7.19株) の遺伝子組換え株が生産する6-フィターゼ(Nutrase P)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年6月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月7日、肥育用鶏、その他の肥育用又は産卵用に飼育された家きん類及び観賞用鳥類に使用する飼料添加物(Komagataella phaffii(CGMCC 7.19株) の遺伝子組換え株が生産する6-フィターゼ(Nutrase P)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(PDF版9ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2022.7343 、2022年5月4日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該添加物は、固体(Nutrase PD 100
,000、Nutrase PG 10
,000、Nutrase PTS 10
,000)及び液体(Nutrase PL 10
,000)で提供される。2020年、EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は当該製品の安全性と有効性に関する意見書を発表し、二つの製剤(Nutrase PL 10
,000及びNutrase PD 100
,000)における産生株の生細胞及び組換えDNAの存在について不確実性が残されていると結論づけた。さらに、推奨レベルである 250 FTU(※訳注)/kg の添加物の対象種に対する安全性及び有効性について、同パネルは結論を出すことができなかった。申請者は、その評価で特定された限界に対処するための補足情報を提供し、推奨される最小使用量を500 FTU/kg完全飼料に引き上げるよう要求した。Nutrase PL 10
,000及び Nutrase PD 100
,000 からは産生株の生細胞及び組換えDNAは検出されなかった。従って、同パネルは、当該添加剤はいかなる製剤であっても産生菌株に関する安全性の懸念はないと結論づけた。新たな耐性試験の結果に基づき、同パネルはNutrase Pが対象種に対して安全であると結論づけた。以前に評価した肥育用鶏における二つの長期試験と提出された新たな試験を考慮し、同パネルは、肥育用鶏、その他の肥育用又は産卵用に飼育された家きん類、観賞用鳥類に対して 1
,500 FTU/kgで当該添加剤が有効であると結論づけた。
(※訳注)1単位はpH5.5、37℃で1分間にフィチン酸から1μmolの無機リン酸を遊離する酵素の量と定義される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7343
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