食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05850550149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、新食品としての亜鉛L-カルノシン(zinc L-carnosine)の安全性及び本供給源に由来する亜鉛のバイオアベイラビリティに関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年6月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月10日、規則(EU) 2015/2283に準拠する新食品としての亜鉛L-カルノシン(zinc L-carnosine)の安全性及び食品サプリメントに関する指令2002/46/ECの文脈における本供給源に由来する亜鉛のバイオアベイラビリティに関する科学的意見書を公表した(4月29日採択、PDF版15ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2022.7332)。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受け、EFSAの栄養・新食品・食物アレルゲンに関するパネル(NDAパネル)は、規則(EU) 2015/2283に準拠する新食品として、及び、食品サプリメントにて使用される亜鉛供給源として、亜鉛L-カルノシンに関し、科学的意見を表明するよう求められた。
 当該新食品は化学合成により製造され、食品サプリメントにおいて亜鉛の供給源として使用することが提案されている。申請者提案の対象集団は、妊婦及び授乳婦を除く、12歳以上の個人である。
 本申請の対象である当該新食品は、Zn2+とL-カルノシン間に形成されるキレート錯体・亜鉛L-カルノシン(CAS番号107667-60-7)であり、モノマー及びダイマーからなる混合物として存在する。L-カルノシンは、L-ヒスチジン及び非タンパク質原性(non-proteinogenic)アミノ酸β-アラニンからなる天然のジペプチドである。同義語として、β-アラニル-L-ヒスチジナト亜鉛、ポラプレジンク(polaprezinc)、Z-103、亜鉛カルノシン、亜鉛L-カルノシン複合体、亜鉛N-(3-アミノプロピオニル)ヒスチジン等が用いられており、JP(日本薬局方)のモノグラフには「ポラプレジンク」の同義語にて記載がある。当該物質は微粒子状の粉末であり、中性pHでは水に不溶性である。
 申請者は、既存の亜鉛源を比較対象(comparator)として用いた適切なデータを利用可能とはしておらず、提案された用量における当該新食品に由来する亜鉛の実際のバイオアベイラビリティに関しては、特性は不明のままである。
 当該新食品に含有されるナノ粒子を含め、微小粒子画分の正確な特性評価がなされていないため、NDAパネルは当該新食品に含有される構成粒子のサイズに対し、規格限界を評価する立場にはない。
 当該新食品を構成する粒子のサイズ分布及び物理化学的特性に関する情報が不足しているため、NDAパネルは、申請者提供のADME研究及び毒性学的研究が当該新食品の安全性を評価するにあたり適切か否かを確認する立場にはない。
 NDAパネルは、当該新食品が吸収され亜鉛を提供すると結論するが、特性決定が不十分である粒子形状にあるため、その安全性は確証されず、かつ、バイオアベイラビリティは決定されない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7332

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