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資料管理ID syu05850470301
タイトル 論文紹介:「献血者におけるE型肝炎ウイルス感染の割合及びリスク要因:2017年~2019年のイタリアにおける全国調査」
資料日付 2022年6月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance (2022
, 27(22):pii=2100516、doi:10.2807/1560-7917.ES.2022.27.22.2100516)に掲載された論文「献血者におけるE型肝炎ウイルス感染の割合及びリスク要因:2017年~2019年のイタリアにおける全国調査(Prevalence and risk factors for hepatitis E virus infection in blood donors: a nationwide survey in Italy
, 2017 to 2019)、著者E Spada (Department of Infectious Diseases
, Istituto Superiore di Sanita
, イタリア)ら」の概要は以下のとおり。
・背景
 高所得国では、E型肝炎ウイルス(HEV)感染症は主要な人獣共通感染症である。しかしながら、これは輸血を介した伝播も起こり得るものであり、イタリアは該当しないが、一部の国では献血のためのHEVのスクリーニングが導入されている。
・目的
 著者らは、イタリアの献血者の全国規模の検体におけるHEV感染の割合及びリスク要因の評価を行った。
・方法
 イタリアの20地域にある107の血液施設(BE: Blood Establishment)を、層化二段階(stratified two-stage)デザインにより選定し、これらに対し当該調査への参加を呼びかけた。献血者は抗HEV IgG、IgM及びHEV RNAの検査を受けた。社会人口統計学的データ及びリスク要因について、質問票により情報が収集された。
・結果
 全体で、イタリア全土の19地域60県から60施設が当該調査に参加した。7
,172名の献血者のHEVマーカーが評価され、6
,235名が質問票に回答した。全体的な抗HEV IgG抗体の保有割合は、粗割合では8.3%、調整後の割合は5.5%であった。抗HEV IgM抗体の保有割合は0.5%であり、HEV RNA陽性の献血者はいなかった。抗HEV IgG抗体の保有割合は地域によって大きく異なり(範囲:1.3%~27.20%)、2地域のいくつかの県では顕著な地域流行を示す(hyperendemic)保有割合(40%超)が見られた。高齢(AOR = 1.81、95% CI: 1.36~2.41)、外国籍(AOR =2 .77、95% CI: 1.06~7.24)、生の豚レバーソーセージの喫食(AOR = 2.23、95% CI: 1.55~3.20)、自家製生ソーセージの喫食(AOR = 3.63、95% CI: 2.50~5.24)が独立した感染予測因子として特定された。
・結論
 イタリアの献血者のHEV血清抗体保有割合は、低度から中程度(low to moderate)であった。一部の地域及び/又は県における高い割合は、主に食習慣に起因し得るものであった。予防には、生又は加熱不十分な食肉の摂取を避けることや、市販豚肉製品が安全に製造されることが必要である。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) Eurosurveillance (2022 27(22):pii=2100516、doi:10.2807/1560-7917.ES.2022.27.22.2100516)
URL https://www.eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2022.27.22.2100516

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