食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05850120528 |
| タイトル | マカオ市政署食品安全庁、「マカオで市販される食品中のアルミニウム含有量に関する研究調査及びリスク評価報告書」を公表 |
| 資料日付 | 2022年6月7日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | マカオ市政署食品安全庁は6月7日、「マカオで市販される食品中のアルミニウム含有量に関する研究調査及びリスク評価報告書」を公表した。概要は以下のとおり。 1. 序文及び目的 マカオで市販されているさまざまな種類の食品におけるアルミニウム含有添加剤の使用状況を全面的に把握し、さまざまな種類の食品からマカオ市民がアルミニウムを摂取するリスクを評価するため、本署は「マカオで市販される食品中のアルミニウム含有量に関する研究調査」を実施した。本研究は、製造及び加工プロセスにおいてアルミニウム含有添加剤が使用される可能性のあるさまざまな食品のアルミニウム含有量を検出することにより、マカオで市販されている食品のアルミニウム含有量の基礎的データを取得し、マカオ市民の食品からのアルミニウム元素の摂取状況及び関連する健康リスクを評価し、マカオの食品安全を保障することを目的としている。 2. 研究範囲 今回の調査では、各種アルミニウム含有添加剤の食品への慣例的な使用及びマカオで市販されている食品の供給状況に基づき作業計画とサンプリング方案が策定された。具体的には、アルミニウム含有添加剤を伝統的に使用する中国菓子、洋菓子、焼菓子、揚げ麺製品、果物の砂糖漬け、ビスケット、膨化食品、粉末調味料、豆類製品、キャンディー、アイスクリーム、包装済みクラゲなど、18種類の市販食品を検査した。 3. 調査方法及び検査分析 今回の調査では、市民が食品を購入することが多い、スーパーマーケット、市場、食品小売店、飲食店などから、合計507の食品サンプルが収集された。検査は「GB5009.182-2017食品安全国家基準-食品中のアルミニウムの測定」に従い実施され、サンプルの検出限界と定量限界はそれぞれ0.5 mg/kgと2.0 mg/kgであった。 検査で得られた食品中のアルミニウム含有量のデータは、本署により整理、調査、分析され、マカオ市民のアルミニウム摂取量が計算され、さまざまな集団のさまざまな食品からのアルミニウム摂取リスクについて包括的に評価された。 さまざまな種類の食品から検出されたアルミニウム含有量を比較することにより、マカオで市販されている食品のアルミニウム含有状況を分析し、アルミニウム含有量が最も高い食品の種類を特定した。 4. 研究結果及びリスク評価 (1)マカオで市販されている食品のアルミニウム含有状況 抽出された食品サンプルの約半数からアルミニウムが検出され、食品群間のアルミニウム含有量も大きく異なっていた。アルミニウム含有率が最高であった食品群は、クラゲ、カラーシュガーコートチョコレート、焼菓子デコレーション(仮訳)、豆類製品、タピオカパールなどで、これら食品群サンプルの80%以上からアルミニウムが検出された。アルミニウム含有率が最低であった食品群は染色キャンディー(仮訳)、ジャム、ゼリー、ビスケットなどであった。 (2)マカオ市民の食事からのアルミニウム摂取状況 今回の調査の結果によると、一般市民が毎週の食事から摂取するアルミニウムは体重1 kg当たり0.41-0.57 mgで、暫定耐容週間摂取量(PTWI)の20.56~28.39%を占めていた。高消費量の市民が毎週の食事から摂取するアルミニウムは体重1キログラム当たり1.81~1.92 mgで、PTWIの90.50~95.96%であった。 (3)マカオ市民が食事から摂取するアルミニウムの出所 マカオの中学生を対象とした調査の結果によると、18の食品群のうち、中学生が食事から摂取するアルミニウムの主な出所は、洋菓子と焼き菓子であった。平均的摂取量の中学生の場合、洋菓子と焼き菓子から摂取されるアルミニウムは全体の62%を占めた。 平均的な成人市民では、洋菓子と焼き菓子が主要な出所で、摂取したアルミニウムの74%以上がこれら食品からのものであった。 さまざまな食品群から市民が摂取したアルミニウム量を具体的に分析した結果、洋菓子及び焼き菓子では、パンケーキ(仮訳)、ケーキ、マフィン、ココナッツタルトが主な摂取源であった。 5. 検討 FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)の評価によると、アルミニウムの安全基準値、すなわちPTWIは体重1キログラム当たり2 mgである。人体が安全基準値を超えるアルミニウムを長期間摂取すると、健康への悪影響を引き起こす可能性がある。アルミニウムの摂取量が安全基準値を下回る場合又は安全基準値を超える場合があるが長期間ではない場合、重大な健康リスクをもたらすことはない。 今回の研究の結果によると、一般市民のPTWIは、体重1キログラム当たり約0.41 mgで、安全基準値の約20%であった。摂取量の多い市民のPTWIは体重1キログラム当たり1.81 mg/kgで、安全基準値の約90%である。これは、マカオ居住民が食品から摂取するアルミニウム量は安全基準値よりも低く、健康への悪影響を引き起こす可能性はほとんどないことを示している。しかし、一般市民が同じブランド又は店のアルミニウム含有量の高い食品を頻繁に喫食する場合、アルミニウムによる健康への影響リスクはそれに応じ増加し、特に体重が少なく、発育期にある子どもにとって高まる。 さまざまな地域の居住者の食品から摂取するアルミニウム量は、当該地域の食事パターンや食品調理の伝統と密接に関連している。今回の研究結果と世界の他の地域での関連研究結果との比較によれば、マカオ市民のアルミニウム総食事摂取量は、食事パターンが近い中国本土南部及び香港に近く、平均的摂取量の人口集団の状況は国際的に中レベルにあった。 |
| 地域 | アジア |
| 国・地方 | マカオ |
| 情報源(公的機関) | マカオ市政署食品安全庁 |
| 情報源(報道) | マカオ市政署食品安全庁 |
| URL | https://www.foodsafety.gov.mo/file?p=foodsafetyinfo/imgnews/637902783745652.pdf |
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