食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05850020108 |
| タイトル | 米国環境保護庁(EPA)、健康保護を強化するために、PFASの新たな飲料水健康勧告と10億ドルの超党派インフラ法の財政的支援について公表 |
| 資料日付 | 2022年6月15日 |
| 分類1 | 化学物質 |
| 分類2 | 化学物質・汚染物質 |
| 概要(記事) | 米国環境保護庁(EPA)は年6月15日、健康保護を強化するために、パーフルオロ及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)の新しい飲料水健康勧告(health advisories)と10億ドルの超党派インフラ法の財政的支援について公表した。概要は以下のとおり。 EPAは、4種類のPFAS化合物について新たな飲料水健康勧告を公表した。パーフルオロブタンスルホン酸及びそのカリウム塩(PFBS)、並びにヘキサフルオロプロピレンオキシド(HFPO)ダイマー酸及びそのアンモニウム塩(「GenX」化合物)については新たな飲料水健康勧告値を設定し、パーフルオロオクタン酸(PFOA)及びパーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)については飲料水健康勧告値を低下させた。 EPAはまた、特に小規模又は不利な条件に置かれた地域における飲料水中のPFAS及びその他の新興汚染物質に対処するために、50億ドルの超党派インフラ法の財政的支援のうちの最初の10億ドルについての申請を州及び地域に募っていることを公表した。これらの措置は、PFAS汚染から地域を保護するためのEPAの進捗状況に基づいて構築されており、またEPAが近く提案するPFOA及びPFOSについての第一種飲料水規則(NPDWR)案(2022年秋に公表予定)を含む、今後の取り組みについて科学的な情報提供を行うものである。 1. 10億ドルの超党派インフラ法の財政的支援(省略) 2. 4種類のPFASについての飲料水生涯健康勧告 EPAは、新たに入手可能となった科学情報を踏まえ、また公衆衛生を保護するEPAの責任に従い、PFAS健康勧告値を公表した。これらの勧告値は、それ以下では健康への有害影響が生じないと予想される飲料水汚染のレベルを示すものである。健康勧告値は技術情報を提供し、それは連邦、州、及び地方当局者が、監視計画の作成、処理による解決策への投資、及びPFASばく露から国民を保護するための将来の政策についての情報提供に用いることが可能である。 EPAの生涯健康勧告値は、飲料水中のこれらのPFASへの生涯ばく露に起因する健康への有害影響から、感受性の高い集団及び各ライフステージを含む全ての人々を保護するためのレベルを特定している。EPAの生涯健康勧告値は、飲料水だけではない、これらのPFASへの潜在的な他のばく露源(例:食品、空気、消費者用製品等)を考慮しており、追加で保護すべき層を規定する。 EPAは、2016年に公表した健康勧告値に置き換えるPFOA及びPFOSの更新した暫定飲料水生涯健康勧告値を公表した。新たな科学情報に基づき、また生涯ばく露を考慮して更新した当該勧告レベルは、健康への負の影響が、ゼロに近い水中PFOA又はPFOS濃度で発生する可能性があり、現時点でのEPAの検出能力より低い値であることを示唆している。PFOA及びPFOSのレベルが低い程、公衆衛生のリスクは低くなる。EPAは、PFOA及びPFOSを検出している州、部族、領土、及び飲料水の公共施設にばく露低減措置を講ずるよう勧告している。PFOA及びPFOSのほとんどの使用は、米国の製造業者によって自発的に、段階的に廃止されており、継続的な使用数は限定的ではあるが、これら化合物はその難分解性のために環境中に残存している。 EPAは初めて、PFBS及びGenX化合物の最終的な生涯健康勧告値を公表した。化学及び製品の製造において、GenX化合物はPFOAの代替品と見なされ、PFBSはPFOSの代替品と見なされている。最近の科学研究のリスク分析に基づき、GenX化合物及びPFBSの生涯健康勧告値は、検出レベルを大きく上回るものである。 新たに公表されたPFASの健康勧告の詳細情報は、以下のURLから入手可能。 (1) テクニカルファクトシート:4種類のPFASについての飲料水健康勧告(PFOA、PFOS、Genx、及びPFBS)(2022年6月、7ページ) https://www.epa.gov/system/files/documents/2022-06/technical-factsheet-four-PFAS.pdf (2) PFOA暫定飲料水健康勧告(2022年6月、27ページ) https://www.epa.gov/system/files/documents/2022-06/interim-pfoa-2022.pdf (3) PFOS暫定飲料水健康勧告(2022年6月、27ページ) https://www.epa.gov/system/files/documents/2022-06/interim-pfos-2022.pdf (4) GenX飲料水健康勧告(2022年6月、57ページ) https://www.epa.gov/system/files/documents/2022-06/drinking-water-genx-2022.pdf (5) PFBS飲料水健康勧告(2022年6月、95ページ) https://www.epa.gov/system/files/documents/2022-06/drinking-water-pfbs-2022.pdf 3. 次の段階 EPAは、2022年秋にPFASの国家飲料水規則を提案すべく前進している。EPAは当該規則案を作成しながら、PFOA及びPFOS以外の更なるPFASも評価し、PFASグループに対処するための措置を検討している。当該暫定健康勧告値は、規則施行前の期間に、州、部族、及び水道システムに対してガイダンスを提供するものである。 これら新興の汚染物質に立ち向かう戦略には、米国食品医薬品庁(FDA)による食品及び包装におけるPFASの検査の増加、米国農務省(USDA)による家畜汚染に対処する酪農農家への支援、及び国防総省(Department of Defense)による汚染された軍事施設の浄化及び不必要なPFAS使用の排除の措置等が含まれる。 これらの措置に関する詳細情報を国民に提供するために、EPAは2022年6月23日にウェビナーを開催する。 |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | 米国 |
| 情報源(公的機関) | 米国/環境保護庁(EPA) |
| 情報源(報道) | - |
| URL | https://www.epa.gov/newsreleases/epa-announces-new-drinking-water-health-advisories-pfas-chemicals-1-billion-bipartisan |
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