食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05840480328 |
| タイトル | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)、食料安全保障の向上に向けたイノベーションの実現を可能とする新たな遺伝子工学法案に関するプレスリリースを発出 |
| 資料日付 | 2022年5月25日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)は5月25日、食料安全保障の向上に向けたイノベーションの実現を可能とする新たな遺伝子工学法案に関するプレスリリースを発出した。概要は以下のとおり。 官僚的形式主義を断ち切り、さらなる抵抗力を備え、さらに栄養価が高く、さらに生産性の高い作物を栽培する革新的な技術の開発を支援する法令が、本日(5月25日)議会に提出される。 遺伝子技術(精密育種(Precision Breeding))法案は、新たな遺伝子編集技術研究への不必要な障壁を取り除く。この障壁は、科学よりも法解釈を重視する、遺伝子編集に関する欧州連合(EU)の規則により、あまりにも長い間保持され、世界をリードする英国の農業研究機関の障害となっていた。今やEU域外にあり、英国に最善の利益をもたらす規則を自由に制定できる本法案は、英国の経済成長を促進し、英国における農業食品に関する研究及びイノベーションへの投資を実現する、精密育種により作出される動植物の開発及びマーケティングを可能とする。 遺伝子編集のような精密育種技術は、広範囲にわたる利点をもたらす。当該技術は、農業従事者や生産者が、伝統的育種及び自然プロセス由来でも発生し得る有益な特性を備えた植物品種や動物を、より効率的かつ正確な手法にて作出するための一助となる力を、英国の科学者に付与する。例えば、精密育種技術により、農薬や肥料等の投入量を削減して作物を生産することが可能となり、英国フードシステムの持続可能性、回復力、生産性の向上が期待される。これにより、農業従事者への費用が削減され、環境への影響が軽減されるだけでなく、植動物の耐病性を改善し、気候変動に対する回復力を押し上げる可能性がある。気候変動においては水不足が主要な影響となる可能性が高く、植物育種技術が当該課題に後塵を拝することなく、対応可能であることは必須である。 精密繁殖はまた、アレルゲンを除去し、食品における有害化合物の生成を抑制することにより、さらに安全な食品の製造を可能とする。全世界において、栽培されている全作物の20%から40%は病害虫の影響により失われている。精密繁殖は、疾病抵抗力を向上させた植物品種及び動物の作出を可能とするポテンシャルを秘めている。農薬及び抗生物質への依存を低減し、環境への影響を軽減し、動物の福祉を改善するための一助となり得る。 環境長官(Environment Secretary)、DEFRA主任科学アドバイザー、FSA長官等から、本法案を歓迎・評価する意見が寄せられた(詳細省略)。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源（公的機関） | 英国環境・食料・農村地域省（DEFRA） |
| 情報源（報道） | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA) |
| URL | https://www.gov.uk/government/news/genetic-technology-bill-enabling-innovation-to-boost-food-security |
（※注）食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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