食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05830260365
タイトル 台湾行政院農業委員会動植物防疫検疫局、2022年農薬登録新有効成分オキサチアピプロリンに関する評価意見及び登録審査概要報告を公開
資料日付 2022年4月13日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  台湾行政院農業委員会動植物防疫検疫局は4月13日、2022年農薬登録新有効成分オキサチアピプロリンに関する評価意見及び登録審査概要報告を公開した。概要は以下のとおり。
 ピペリジニル・チアゾール・イソキサゾリン(Piperidinyl・Thiazole・Isoxazoline)系殺菌剤「オキサチアピプロリン(Oxathiapiprolin)」(防除対象:ぶどうのベト病)について、各種資料を用いて食品健康影響評価を実施した。
 評価に用いた試験結果は、急性毒性(ラット、ウサギ及びモルモット)、亜慢性毒性(ラット、マウス)、慢性毒性:長期給餌毒性、発がん性、生殖毒性、生殖発生毒性(イヌ、ラット、マウス及びウサギ)、催奇形性試験、代謝試験(動物体内運命、植物体内運命)、環境運命予測、非標的生物毒性試験等の結果である。
 各種毒性試験結果から、オキサチアピプロリン投与による影響は、主に長期給餌毒性(イヌにおいて:肝臓の相対重量増加)、水生生物毒性(原体は水生魚類及ミジンコに対して:高毒性、製剤はミジンコに対して:中等度の毒性)が認められた。
 各種試験結果から、農産物中のばく露評価対象物質をオキサチアピプロリン並びにその代謝物と設定した。
1. 許容一日摂取量(ADI):
 ADI設定の原則によると、無毒性量(NOAEL)のうち最小値は、慢性毒性試験におけるイヌを用いた1年間長期給餌毒性試験の13.6 mg/kg 体重/日(雄イヌ)となり、評価指標は肝臓の相対重量増加であった。不確実係数100で除し、0.14 mg/kg 体重/日と設定した。
2. 急性参照用量(ARfD)
 オキサチアピプロリンの経口急性毒性LD50は2
,000 mg/kg 体重 以上であり、かつ2
,000 mg/kg 体重量下でのラットの死亡は無く、目に見える臨床症状は認められないことから、ARfDは設定必要なしとした(米国と同様)。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾行政院農業委員会動植物防疫検疫局
情報源(報道) 台湾行政院農業委員会動植物防疫検疫局
URL https://pesticide.baphiq.gov.tw/information/file/opendata/%E6%AD%90%E8%A5%BF%E6%AF%94%28Oxathiapiprolin%29111%E5%B9%B4%E7%99%BB%E8%A8%98%E6%96%B0%E6%9C%89%E6%95%88%E6%88%90%E5%88%86.pdf
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