食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05810990307
タイトル スペイン食品安全栄養庁(AESAN)、「食品及び飲料の成分改善等に関する連携計画合意事項の遵守状況の最終評価 2020年」の予備調査報告書を公表
資料日付 2022年3月29日
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分類2 -
概要(記事)  スペイン食品安全栄養庁(AESAN)は3月29日、「食品及び飲料の成分改善等に関する連携計画合意事項の遵守状況の最終評価 2020年」の予備調査報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 食品成分の改質や改善は、食品環境をより良くし、より健康的な選択を促すために欧州連合(EU)や世界保健機関(WHO)が推奨する、公衆衛生対策の一つである。
 加工食品はスペイン国民の食生活に重要な貢献をしているため、食品改質等の加工食品の成分改善を目的とした政策は、公衆衛生に幅広い影響を与える可能性がある。一方、外食産業は、国民の消費習慣においてより重要なものとなっているため、業界が栄養改善につながる取り組みに参加し、健康的な選択を促すことは、より健康的な食環境づくりにも貢献することになる。
 「食品及び飲料の成分改善等に関する連携計画合意事項の遵守状況の最終評価 2020年」は、AESANが推進する公衆衛生対策で、製造、流通、 ソーシャルケータリング、モダンケータリング、自動販売という食品5業界の20団体及び連盟が連携している。
 この計画の目的は、通常買い物かごに入る食品や飲料のいくつかのグループの栄養組成や、外食での製品やメニューの提供を改善することで、消費者に体重過多や肥満の予防に役立つ、健康的な選択肢をもたらすことである。
 この計画には、2018年に策定され、AESANと約400社を代表する業界の協会及び連盟との間で締結された20の協定で批准された、182の業界別対策又は規約が含まれている。製造業及び流通業の計画における特定栄養素(糖、塩、脂肪)の削減合意は、13の食品・飲料グループ(57のサブカテゴリー)を対象とし、特定栄養素の基礎中央値(contenido mediano basal)に対する削減率を製品サブカテゴリーレベルで設定している。
 外食に関する規約は、各業界に特化して定義されており、最も大きな影響を与え、多くの企業が遵守でき、かつ測定可能な対策を設けた。
 計画の最終評価では、製造、流通、 ソーシャルケータリング、モダンケータリング、自動販売の業界と締結された、量的及び質的合意への遵守を判断することができる。
 評価プロセス全体の透明化を目的として、この予備報告書では、計画の最終評価の対象範囲を、参加企業数、カテゴリー数、及び各業界の評価製品数で示している。現在分析中の計画の規約の遵守に関する結果は、後日発表される予定である。
 当該報告書(PDF版38ページ、スペイン語)は以下のURLから入手可能。
https://www.aesan.gob.es/AECOSAN/docs/documentos/nutricion/plan_colaboracion.pdf
(※訳注)・ソーシャルケータリングの対象:学校、社員食堂、病院や国家治安部隊、行政センター等。
・モダンケータリングの対象:テーブルサービスのない施設(ファーストフード、カジュアルフード)、テーブルサービスのある施設(カジュアルダイニング、高級レストラン)等
地域 欧州
国・地方 スペイン
情報源(公的機関) スペイン食品安全栄養庁(AESAN)
情報源(報道) スペイン食品安全栄養庁(AESAN)
URL https://www.aesan.gob.es/AECOSAN/web/noticias_y_actualizaciones/noticias/2022/informe_preliminar.htm
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