食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05810770149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、新食品としてのガラクトオリゴ糖の用途拡張の安全性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年3月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月30日、規則(EU) 2015/2283に基づく新食品としてのガラクトオリゴ糖(GOS)の用途拡張の安全性に関する科学的意見書を公表した(2月28日採択、PDF版7ページ、DOI: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2022.7203)。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受け、EFSAの栄養・新食品・食物アレルゲンに関するパネル(NDAパネル)は、規則(EU) 2015/2283に基づく新食品としてのGOSの用途拡張に関し、科学的意見を表明するよう求められた。
 EFSAは、炭水化物及び食物繊維の食事摂取基準値(dietary reference values(DRV))の設定において、GOSを食物繊維である難消化性炭水化物(non-digestible carbohydrates)として分類している。当該新食品(β-GOS)は、Bifidobacterium bifidum由来β-ガラクトシダーゼを用いてミルク・ラクトースから製造される。同一製造工程において製造されるGOSは認可済みであり、欧州連合の新食品連合リストに収載され、乳児用調製乳、フォローオン調製乳、ベビーフード、食品サプリメント等、多様な食品群への使用が許可されている。
 申請者は当該新食品の使用を規則(EU) No 609/2013において定義される特定医療用食品に拡張することを要請した。申請者提案の対象集団は、4歳以上の一般集団である。
 申請者は、最大1日用量を8.25 g GOSとして、特定医療用食品における当該新食品の用途拡張を申請している。また、定医療用食品におけるGOSの最大含有量は、128 g/kg最終製品であると言明した。
 GOSは、難消化性炭水化物の供給源として、複数の食品カテゴリー及び食品サプリメントにおける使用が認可されているため、特定医療用食品におけるGOSの使用は、GOSを含有する他の食品群由来の摂取に加算される可能性がある。食品サプリメントとしてのGOSの最大認可用量が、1日あたり16.2 gとして規定されていることに留意すべきである。
 申請者は、GOSを含有する特定医療用食品と食品サプリメントは同日に摂取すべきではないと言明した。
 提案された用量及び予想される摂取量に関して提供された情報は、安全性上の懸念を提起しない。NDAパネルは、提案された使用条件下において、特定医療用食品におけるGOSの用途拡張は安全であると結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7203
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