食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05800460506
タイトル ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)、食品における遺伝子工学(Gentechnik)に関するFAQを公表
資料日付 2022年2月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)は2月16日、食品における遺伝子工学(Gentechnik)に関するFAQを公表した。概要は以下のとおり。
 当該FAQは現在改訂中であり、更新された内容が後日公表される予定である。
 以下、抜粋(全8問、一部は質問のみ)。
Q1:ドイツでは遺伝子組換え生物(GMO)は栽培できるのか?
A1:現時点で、ドイツではGMOの商業栽培は許可されていない。遺伝子組換え植物を栽培したい場合は欧州連合(EU)の認可が必要である。特に、その植物が、現在の知見においてヒト、動物及び環境に対して有害な影響とならないことを証明する必要がある。遺伝子工学に関するEUの法律では、遺伝子組換え植物がEUレベルで認可された場合でも、加盟国が栽培を禁止する選択ができる。
 EUのいわゆる「オプトアウト指令」(EU)2015/421(2015年3月11日)も、健康或いは環境への影響に関係なく、自国内における遺伝子組換え植物の栽培を制限する又は完全に禁止する選択肢を加盟国に与えている。そのプロセスは以下の2段階からなる。
・フェーズ1
 GMOの認可に関するEUの手続きは進行中であるが、加盟国は欧州委員会を通じて、申請者に対して、自国の全国土又は一部がGMO栽培から除外されるよう、申請の範囲を制限するよう要請することができる。申請者からの申し立てがない又は申請者が同意した場合は、栽培は自動的に制限される。申請者が反対すれば、この段階での制限は行われない。
・フェーズ2
 GMOに関する栽培認可が出された後、加盟国は、説得力のある特定の理由を基に、当該GMOの自国の全国土又は一部における栽培を制限或いは禁止することができる。現時点で、当該指令はドイツの国内法に置き換えられていない。「オプトアウト指令」の実施に向けた連邦政府法案(GenTGの変更に関する第4法案)(2016年11月導入)は、連邦政府と州政府の共同の政治責任の原則に基づいており、その後のプロセスにおいて、まだ議会で採択されていない。
 これとは別に、ドイツは、指令が規定する経過措置に基づき、2015年9月30日に指令のフェーズ1を活用した。当時、GMOの栽培認可をEUに対して行った企業は、当該遺伝子組換え植物の栽培地からドイツの国土を除外するよう求められた。これらのGMOは、特定の害虫抵抗性トウモロコシ(認可更新のMON810を含む6系統)である。申請者らは、30日以内にドイツの要求を受け入れた。したがって、ドイツでは、これらのトウモロコシ系統の商業栽培は将来も不可能である。
Q2:GMOを含有する可能性がある代表的な製品は?
A2:現在、世界的に最も重要な遺伝子組換え植物は、トウモロコシ、ダイズ、ワタ及びナタネである。多くは飼料用途に栽培される。通常、フードチェーンにおいては、これらの作物に由来する加工品のみが使われる。多くの場合、食品の加工に使用される油脂、でんぷん製品や、レシチンなどの添加物である。世界的には、農業における遺伝子組換え植物栽培は、国土が広い米国やアルゼンチンを中心に増えている。遺伝子工学の使用は、その使用と関連する生態学的影響を伴う単一栽培の拡大を介して、農業の集約化を促進するとの批判がある。現時点で、ドイツでは遺伝子組換え植物は栽培されていない。
 2022年1月時点で、EUは、遺伝子組換え食品及び飼料に関して約85の輸入許可を出している。これらの輸入許可は遺伝子組換え農産品の大規模貿易に限られる。例えば、EUの年間の大豆輸入量総量(約3,500万トン。数年間の平均)の大部分は遺伝子組換え製品である。ドイツでは、これらの農業用原材料は主に、「遺伝子組換え」との表示が義務付けられている飼料に使われる。一方、「遺伝子組換え」と表示されている食品は極めて少ない。
Q3:遺伝子組換え成分を含有する製品はどのように知ることができるのか?
Q4:ドイツでは遺伝子組換え食品は販売されているのか?
A4:現時点で、遺伝子工学に関する表示規則に沿って遺伝子組換え成分が表示されている食品はごく僅かである(特定のスイーツ製品中の、遺伝子組換えテンサイに由来する砂糖など)。ほとんどが輸入品である。ドイツの消費者の大多数は、表示が義務付けられている遺伝子組換え食品を購入したいと思わないことから、食品小売は、遺伝子組換え食品を品揃えに加えることを躊躇している。
Q5:遺伝子組換え飼料は、乳、肉及び卵に影響を与えるか?
A5:研究に基づけば、遺伝子組換え飼料は、乳、肉及び卵に影響を与えない。遺伝子組換え食品成分は、非遺伝子組換え成分同様、動物の消化管内で既に微細な断片に分解されている。遺伝子組換え飼料のDNAやたん白質は、例え微少断片が動物の体内に入り込んだとしても、最終製品に、非遺伝子組換え飼料と異なる影響を与えることを示す証拠は見られない。
Q6:GMOのキーワード:ゼロトレランス規則とは?
Q7:「Bio」(オーガニック)は、常に「Ohne Gentechnik」(遺伝子工学なし)」を意味するのか?
Q8:EUにおいて、遺伝子組換え食品の承認を決定するのは誰か?
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)
情報源(報道) ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)
URL https://www.bmel.de/SharedDocs/FAQs/DE/faq-gentechnikLebensmitteln/FAQ-gentechnikLebensmitteln_List.html
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