食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05800440303
タイトル 米国農務省動植物検疫局(USDA-APHIS)、遺伝子工学によって作出された大豆の規制解除を公表
資料日付 2022年3月14日
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概要(記事)  米国農務省動植物検疫局(USDA-APHIS)は3月14日、遺伝子工学によって作出された大豆の規制(※訳注)解除(deregulation)を公表した。概要は以下のとおり。
 USDA-APHISは、BASF社が遺伝子工学によって作出した大豆品種の規制を解除する。当該品種はGMB 151と指定され、微小な寄生虫であるダイズシストセンチュウへの抵抗性及び除草剤耐性を持つように作出された。
 APHISは、申請過程の一環として、植物ペスト(植物病害生物等)リスク評価書(PPRA)の草案及び環境評価書(EA)の草案を作成し、2021年8月17日、30日間の国民審査及び一般意見聴取期間にこれら文書を公開した。
 APHISは、全ての公募意見を検討し、国家環境政策法(NEPA)に基づき、EA最終版で潜在的な環境影響を徹底的に検討し、重大な影響が存在しないという所見(FONSI)に達した。
 APHISは、最終PPRAにおいて、GMB 151大豆品種が米国内の農作物あるいは他の植物に植物ペストリスクをもたらす可能性は低いと結論付け、2022年3月9日に規制を解除している。
 当該ダイズの関連文書は、以下のURLから入手可能。
・環境評価書(EA)最終版(195ページ)
https://www.aphis.usda.gov/brs/aphisdocs/19-31701p-fea.pdf
・植物ペストリスク評価書(PPRA)最終版(34ページ)
https://www.aphis.usda.gov/brs/aphisdocs/19-31701p-fppra.pdf
・重大な影響が存在しないという所見(FONSI)(28ページ)
https://www.aphis.usda.gov/brs/aphisdocs/19-31701p-fonsi.pdf
・最終決定(3ページ)
https://www.aphis.usda.gov/brs/aphisdocs/19-31701p-det.pdf
(※訳注) USDA-APHISは、植物保護法に基づき、植物ペストリスクをもたらす可能性のある、遺伝子操作した生物(植物、微生物等)等の移動(輸入、州間移動及び環境への放出)に関する規制を行う。連邦規則において、植物ペストリスクとは、「全ての植物又は植物製品に対して、直接的あるいは間接的に傷害、損傷、疾病の原因となり得る、生活環のあらゆる段階にある、原生動物、非ヒト動物、寄生植物、細菌、真菌、ウイルス又はウイロイド、感染性因子又は他種病原体、あるいは、上記の何れかと類似する、又は、関係する全ての物体」と定義されている。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
情報源(報道) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
URL https://www.aphis.usda.gov/aphis/newsroom/stakeholder-info/sa_by_date/sa-2022/basf-soybean-deregulation
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